2019年2月17日 (日)

育とうと思わなければ育たない

職場で子どもほども年が離れた部下に、職場内で「もういい加減にしてください。あなたは感情的だ」と言われました。

その後、その部下、昼から休みを取りますと言って、そのまま帰ってしまった。
それが先々週の金曜日で、休み明けに出てきた際も一言もその事に触れず、当然ながら申し訳なかったの言葉もありませんでした。

私がとても至らない上司だったとしても、組織運営上、だいぶ下の部下が上司を罵ることが信じられない。

また、その後、その人に対し、おかしいという人がいないということで、私はそれほどおかしなことをしてきたんだろうかと考え続けています。

その人及び私に対して、我が上司や同僚が何も言わない、なかったことにしていることで、私は、我が組織に対しても失望しています。

この方、今年3月で退職されて、4月から他のところで働き始めます。辞めるからどうにでもなれって思っての行動だったのだろうと思います。

我が組織、そもそも2年前に急に組織が変わって、急ごしらえで作られたため、よく検討されておらず、人員が不足しています。

その上今年になって、長期休暇が出て、業務分担が変則的になってしまい、それが管理職と各担当者に負担になっているというのがあります。

そんな中で、この方、30代半ば、育児のための休職期間はあるものの、10年以上働いてきて、企画部門、それから外部への派遣、そして事業部門と多様な経験があったので、主体的に仕事をしてもらえるものと思って、細かい指示は出してこなかった。

しかし、数か月仕事をして、複数の大きな失敗をして・・・当然ながら、そのために、本人だけでなく周りが後処理もしました。

遠距離通勤の上、家庭の事情がある、自分の業務分担は多すぎるとも言われて、この方のために業務分担を行いました。

今年ここに転勤して来たばかりだから、慣れればと思いつつ、近い将来、管理職になるべき人でもあるので、自分が身につけてきたノウハウも折あるごとに教えてきた。

教える際に、「はい、はい(わかってます風)」をやたら入れるので、ちゃんと聞いてるかなと思っていたけれど・・・

失敗をフォローし、組織が決めた業務分担に異例の見直しをし、でも組織目的を達するために必要だとやむなく周りが無理をさせて、フォローしてきた(と私は思っていた)。
でも彼女にとっては、失敗してことはちゃんと処理をして終わったこと、自分ができなかった業務は自分の事情上当然自分がすることではなかったことだった(のだろうか?)。

この時期になって、彼女の仕事が一段落したようだったので、私の仕事をちょっと代わりに頼んだところ、それはあなたの仕事だ、自分にはできないと言われてしまった。

相手のある仕事で急ぐものだったし、自分は山ほど仕事を抱えていて、私の判断では彼女にできないことではなかったので、ちょっと難しいことだけど、できないことないと思うし、もしうまくいかなかったら代わるからっと言ったところ、それはあなたの仕事だ、前のところでもそれは管理職の仕事だったと強く言われてしまった。

売り言葉に買い言葉、「あなたの締め切りのある仕事に配慮して、他の方にあなたの業務をやってもらっている。それが終わったのだから、やっていただきたい。」ときつめに言ってしまった。

まあ、この時の私の対応はけっして褒められたもんじゃない。大いに反省すべきとは思います。

で、冒頭のもういい加減にしてください。あなたは感情的だ・・発言につながります。

職場の中で大きな声を出されて、もう帰りますと騒がれ、しまったと思ったけど、それでも、その時点で、私の発言が問題だとしてもあなたは給料をもらっているんだから・・と言っちゃって・・・

いまは、もっとうまく対応できなかったかなあと自分の技量のなさを反省してます。(職場の中でわあわあ騒いでいる彼女は感情的ではなかったか?ってことは置いといて)

その後この方が、自分には有給休暇がたくさん残っていて、辞める3月31日まで出勤しないこともできるけど、そうしないで出てきていると発言したと聞きました。
また、すべての発言が私はいかに頑張ったか、いかに評価されていないか等々、あくまで自分視点の発言で、組織がいまどういう状態、自分がどう行動すべきかとか、いまの自分が組織にどう貢献しているかとか、客観的に見る力がない。
それで・・・この方は30代半ばになって、これ?

それぞれに与えらえた業務はその人が責任を持って終わらせるもの、それがお金をもらって働くってことと思ってきて、周りもだいたい同じ様に考えていると思ってきたんですが・・・

そういう考え方って、自然に育たないんだなあって気がついて、今回の出来事、大きなダメージを受けたけれど、新しい気付きがあって新鮮でした。

それにしても、いろんな経験をすれば、自然に仕事ができるようになると思ってきたんですが、仕事を与えらえて、その場しのぎの仕事をすると、いつまで経っても何もできないんだなあと。

漫然と仕事をしていて、自分に育つつもりがなければ、仕事は身につかないんですね。

2019年1月 3日 (木)

「コミュニケーション強者の終焉」日経ビジネス2018.12.24・31合併号

この数年なかったくらい年末年始の休暇をゆっくり過ごしているので、日経ビジネスもゆっくり目を通しています。

第一特集の「2019年確実に来る未来 5つの試練、4つの商機」の記事中

5つの試練「不動産が天井に近づく」「消費税が引き上げ」「人手不足が深刻化」「教育危機が鮮明に」「国際情勢が流動化」

この5つどれもとても不安になる内容でしたが、

その中で面白いと思ったのが、「人手不足が深刻化」の項にあった「コミュニケーション強者の終焉」

いままでの企業が求める人材はコミュニケーション能力が高い人だったけれど、これからは「生産性向上に本当に貢献できる人が評価されるようになる」

「無人化によって現場に1人しか従業員がいなくなれば当然、上司との人間関係で悩むこともない。接客が苦手でも、商品の受発注や機械のメンテナンスといった能力が高ければ活躍できるようになりそうだ。」

「これから重要になるインサイドセールス(会社から出ない営業)では、資料作成能力や業界分析能力が評価の対象になる」

あくまでこの雑誌の中でウイングアーク1stの久我マーケティング総括部長が話した内容に過ぎないけれど、人と関わるのが苦手な自分にとってはちょっと嬉しい内容です。

といってもここに書かれている“求められる能力”を持っているかというと疑問だし、まだまだ先の話だとすれば、自分には無縁の話ではありますが。

そうであっても、画一的な能力評価が変わっていくなら、多様な才能が活かされるわけで、これからの人たちがそういう環境の中で日々仕事をできるようになれば、仕事の意味がまた違ったものになるかなって、ちょっとワクワクします。

2019年1月 1日 (火)

2019年 平成最後の元旦

あけましておめでとうございます。

ブログの更新がかなり滞っていますが、元日ぐらいは少しがんばって書いておきます。

本日の日経新聞のトップの見出しは、「つながる100億の脳」。

サブタイトルに「知の探求 常識通じぬ未来へ」とあります。

いま2016年に日本語版が出版された「サピエンス全史」を読み返しています。

人間と他の動物を分けたものは「虚構」であるというこの本の主張は、自分の思考軸に大きな変化を与えました。

人間社会は自分たちが作り上げた虚構で成り立っている。

国家、法律、人権・・・すべて人間が作り、それにより社会を発展させてきた。

虚構は人が増えるにつれ、歴史を重ねるにつれ、より複雑になって、いまの姿があるとすれば、

最初は他の動物から身を守るために、生み出したものがこれほど複雑になり、いまでは本当に意味があるのだろうか、人類の幸せのために必要なのだろうかと疑問に感じるものまで生み出している虚構のシステムを人類は、これから、どこへ向かって進めていくんだろうと考えます。

そんなことを考えながら、本を読んでいる時に、今日の日経の見出しを見ると・・

これからどうなっていくんだろうという気持ちがより強くなります。
と、元旦から悲観していてはいけませんね。

そうはいっても日々の生活を送るのは生身の人間。

世の中の動きの惑わされず、日々を過ごすしかないです。

今年1年もまたがんばります。

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↑ ほぼ日手帳 元日のページ

2018年12月 9日 (日)

難しいと思うこと

採用3年目の職員さんがメンタル不調でお休みです。

以前もお休みがあったので、3年目になって仕事に慣れてきて・・・ということじゃない。

本人の分析では完璧主義的なところがあって、難しい仕事になると不安になるとのこと。
それで、難しい仕事が近づくとプレッシャーを感じて休んでしまう。

なので、完璧にできなくてもあとでフォローすればいいんだから。とか
あなたがしないとまったくゼロだから、不完全でもやることが大事だよって伝えるんですが。

やっぱり休んでしまう。

自分ができないというところが大事で、できないことで周りがどれだけ困るかとか、誰がしなくちゃいけなくなるかってところに考えが及ばない?

ちょっと視点を変えてみれば気がつくことだけれど、それをどうやってわからせるか。

自分目線を他者目線に変える。

どう指導すればいいのか、どうしたら伝えられるか、まったくわからず、途方に暮れております。

2018年9月24日 (月)

日経新聞日曜版The STYLE My Story

今日は振替休日の月曜日ですが、日経新聞日曜版のお話。

日経新聞は昔から読んでいて・・というか眺めていて、休日の日曜日は読書欄を楽しみにしていました。

しかし、紙面構成が変わって読書欄が土曜日に移り、ゆっくり新聞が読める日曜日の楽しみがなくなりました。

日曜日は「The STYLE」というちょっと上質な紙を使った特集が紙面の間に入るようになりました。


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「The STYLE」は、ONもOFFも楽しむ、仕事のできるちょっとお金持ちの方向けの紙面(あくまでも個人の感想です)で、私にとってはスルーもしくはこんな世界もあるのね~というページですが、最近はその中の「My Story」をちょっと楽しみにしています。

各界の著名な方のマイストーリーですが、仕事以外の一面を紹介する内容の署名記事。
美しく仕上がった記事に、掲載された方々とは雲泥の差の人生ですが、自分も頑張ろうって気になります。

9月のお気に入りは

9日掲載の日本総合研究所理事長の翁百合さん、16日掲載の東京海上ホールディングス社長の永野毅さん。

翁さんはまだまだ女性に厳しい日本にあって、日本総合研究所のトップになるような経済の専門家でありながら、子育てをしっかりして、いまはゴスペル合唱団に参加したり、ピラティスで身体づくりをしたり。

多くの女性がこうなりたいと思う理想の姿を体現されている。

いいなと思う反面、逆に自分は自分と思える。

仕事と家庭の両面でモヤモヤ悩んでいましたが、この記事を読んで、いろいろあるけれど、自分がやれることだけに集中しようと気持ちが切り替わりました。

それから永野さん。

身体を鍛えて、泳いで、かと思えばピアノを弾いて・・・
永野さんは海をバックにした大きな写真がとてもいい!
翁さんもそうですが、永野さんも多趣味。

紙面で切り取られるのはほんの一部の華やかな面だけだろうけれど、文字を追いつつ、書かれている場面を想像して、エグゼクティブの豊かな生活にため息をつく。

自分とは全く縁のない世界が書かれているけれど・・・

日曜日、まずこの面を「今日は誰だろう?」と開きます。

2018年8月19日 (日)

ミステリー小説でバランスを保つ

金曜日の夕方に上の組織の係長から、「苦情対応をどうするんだ」と言われ、その日は上司が夏休みだったもので、「月曜日に上司に相談の上、結論を出して対応します。」
と言って仕事を終えました。

私の職場は一般の方からの相談を受ける部署。場合により企業の間に立って「あっせん」を行います。
とうたっておりまして、相談を受けて、企業の方にも問題があるんじゃないかと思う場合は、一般の方に替わって企業様にお問い合わせをします。

でも原則はお困りごとの解決方法をアドバイスして、ご相談をされた一般の方ご本人の方がそれを参考に解決のアクションを起こしていただく。

当然ながらあくまで一般の方に代わって企業様に状況を伺って、一般の方の了解をいただいた上で企業様に一般の方のお困りをお伝えする。

そして、企業様の考え方を一般の方にお伝えして、両者で解決していただく。

企業様に、「それはおかしいから改善せよ」なんて権限はまったくありません。

でもこの仕組みをしっている方の中には、私たちが関わって企業様に物申し、そして自分の問題が解決するって勘違いされている方もいらっしゃる。

そしてその中のごく少数の方が、「どうしてできないんだ!」と強い不満を口にされる。そして苦情を仰る。

それで組織内で対応して納得されない場合は上部組織へ・・・

その中には案件の解決そのものについてではなく、相談の際の私たちの対応の悪さを苦情として出される場合があって、その場合は当然ながら私たちも相談をされた方にしっかり説明ができてなかったことや接した際の対応に問題があったのではないかとしっかり考えないといけない。私たちの今後のサービス改善につながることで、とても大切な機会をいただいたと思います。

でも、相談そのものを解決せよ、とか、企業に改善を求めよ、とか言われるとそれはどうしようもない。

相談のスキルがある人が対応をして、相談を受けた内容を相手に伝えて、企業様にそれを伝えて、それで企業様が間違っている場合は、相談をされた方と話をされて解決ができることもありますが、あくまで企業様が自分たちの対応は間違っていないんですっということになれば、あと我々はどうすることもできない。

これをいくら上の組織に言ってもどうしようもないんです。

ですが、上の組織、さらに上の組織に言われるのが怖くて、貴方が仰られることは「ごもっともです」ふうな対応をしてしまう場合はあって、そうすると後は・・・

よくドラマでみる警視庁と所轄警察署の関係、大企業の本社と支社もしくは関連企業との関係をご想像ください。・・・そんなかっこいいもんではありませんが・・

ということで、金曜日の「苦情対応をどうするんだ」…詳しい内容を聞いていないので、まだ判断はできませんが、どうも(我々の接し方の問題ではなく)相談の中身に踏み込んだ苦情のような・・・

で、前置きが長くなりましたが・・すみません、ここまで前置きです。

休みの日に仕事のことを考えるのが癪なので、どうにかしてこの状態から抜け出たくて、読みかけだったミステリー小説を読みました。
まあ、8月に入って1冊も本を読んでおらず、やばいって気持ちもあって・・・それでミステリー小説を読んで1冊にカウントするか?って問題はありますが(カウントすべきはお勉強の本じゃ・・・)。

読んだのは、柚月裕子氏の「検事の本懐」。
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主人公 佐方貞人をテレビドラマで上川隆也氏が演じておられたもの。

う-ん、面白かった。胸のつかえがスッと取れました。

ミステリーで別の世界に行けたというのもあるんですが、気にしていた苦情のこと・・・自分が信念としてもっているものはなにか、そのためのどうするか、そしてその結果がどうであれ、それは仕方ない。

今回のことに限らず、仕事全般に言えることでもありますが。

フィクションで、それに思い至るってどうよって思われるかもしれませんが・・・

本日の結論:柚月裕子氏の他の作品も読んでみよう。司法を扱った面白そうなミステリー他も探してみよう。

たとえ、娯楽って方法でも気分を変えるって大事だなあと(当たり前過ぎ?)。

ついでながら、数年前に父親が認知症になって、介護を受ける親を持つようになって、世界観が変わったんじゃないかと思います。

「思う」って書くのは、自分で変わったかどうかは判断できないとも思うから。

それまで仕事で自分の成果を出したい、人に評価される仕事をしたい、そのために自分の能力を磨かないといけないって思っていたけれど・・

父や母を見て、人って結局他の動物と同じように生命があるから日々必死に生きているんだなあと・・ 必死に生きる・・生き様とでもいいましょうか、人としてそれがどうなのかが大事だなあと
将来どうしたいより、今何をしているのかが大事なんじゃないかなと・・もちろん将来の「今」を過ごすために、未来のことを考え、頑張ることもとっても大事だと思ってます。

でもまずは今の自分でできることをやるっていうことが大事。

今ある自分が自分であって、自分がなりたい自分でなくてもいい。今やれることをやればいい。肩の力が抜けた気がしました。

介護の必要な父と母を見なければ気がつかないことだった。

ミステリー小説にしても、両親の話にしても、どっぷりと浸かっている今の環境(今回の私の場合は苦情にどう対応するかと考えている状態)からふと離れてみるとそれが結構大したことないことってわかって、そうするとおのずと進む方向も見えてくるのかなあ~と。

「ミステリー小説でバランスを保つ」・・このタイトル、今回もちょっと違うかな~?

2018年6月24日 (日)

自分しかいない!

明日から、また一週間が始まります。

4月に人事異動で今の仕事に就いて以来、年度替わりだから、とか、慣れていないから・・・ とか

今に落ち着くはずっと思ってきたけれど、そもそも、毎日何かしらの懸案が発生する仕事だということが、わかってきました。

今週もいくつも超えないといけない仕事が待っています。

上司は、リーダーシップを発揮する人でも、フォローをしてくれる人でもない。

自分がやらなきゃ、そのまま穴が開いてしまう。

誰かが助けてくれたいままでとは違うんだから、甘えずに頑張ろう!

・・・そういいながら、結構ベテラン(年下だけど)にフォローしてもらっていますが・・・

困難から逃げそうになっているんで、文字にしてみました。

踏ん張ります!

2018年5月27日 (日)

成年年齢引き下げ

成年年齢引き下げを盛り込んだ民法改正案が5月25日に衆議院法務委員会で可決されたというニュースがありました。

この改正案にあわせて関連する法律も改正されることになるようですが、飲酒や喫煙、公営ギャンブルなどはいままでのまま、20歳未満は禁止の方針のようです。

少し前になりますが、4月21日(土)福岡県弁護士会が主催する「民法の成年年齢引下げを考える」という講演会に行きました。

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それまで、マスコミで成年年齢が引き下げられるとどうなるか・・・というテーマを時々取り上げていて、見てはいたのですが、これから成年年齢に達する子どもが身近にいなくて、ほとんど関心なく画面を眺めていました。

テレビでの取り上げ方も成年年齢が18歳に引き下げられると誕生日によって高校3年生で成年の子とそうでない子がいて学校内の扱いが難しいとか、成人式が受験時期に重なるとか、本質ではないような議論ばかりが印象に残っています。

でも、この講演会に参加して、大きな問題点があることに気づかせてもらって、何事も無関心ではいけないなあと反省です。

成年年齢の引き下げについては、弁護士会が危機感を感じておられるとのことで、講演会の日も日本弁護士連合会が作成した両面1枚のチラシをいただきました(「民法改正・・・そんなに急いでどこへ行く!?」)。

それは私みたいな素人でもわかるようにまとめらえています。

講演会の説明の中ではホームページにも掲載されているとのことで、探してみましたが、私はうまく見つけられませんでした。

成年年齢が引き下げられることで一番怖いと思ったのは、成年になることで契約が自己責任になること。

親の同意がなくても一人で高額の商品を購入することができるようになる。

ということはいままで未成年ということで、親の同意がない場合にで契約の取り消しができていたものができなくなる。

18歳、19歳はアルバイトで多額のお金を稼いで、それをうまく使っている人もいるだろうけれど、ほとんどは少額のアルバイト料+親のお金で過ごしている。

就職して自分で働いて初めてお金の価値がわかると思うんですよね。

金銭感覚が身についていない人が相手に勧められるまま契約をして、いままでは親がそれを取り消せたものが取り消せなくなる。

大丈夫かな?

20歳であっても大学生だと親からお金もらっているだろうから、契約に関するところは、逆に成年年齢を引き上げなくちゃいけないんじゃないかと考えるくらいです。


何のために成年年齢を引き下げるのか?

選挙年齢が18歳になったから、とか外国で18歳成年制が多いからとか・・・

でも、飲酒やギャンブルは20歳のままなら、なにも選挙年齢だけにあわせる必要ないし、
成年=大人としての扱いにしても、早くから自立を促す学校教育、家庭教育をしている国もあるし、そうでない国もあるはずで、外国にあわせる必要があるのかとも思います。

いただいたチラシ(前述 日本弁護士連合会「民法改正・・・そんなに急いでどこへ行く!?」)を見ると

2009年の法制審議会で成年年齢引き下げのために3つのハードルが必要としていて、

(1)若年者の自立を促すような施策・消費者被害の拡大の恐れを解決する施策が実現されること

(2)上記のような施策の効果が十分に発揮されること

(3)上記のような施策の効果が国民の意識として現れること

だそうですが、果たしてそれがクリアされているのか?

悪質な事業者の手口を調べるとそこまでしてお金が欲しいんかい、と思う巧妙、卑怯な手口が山ほどあって、何の準備もないまま成年の年齢を引き下げるとどれだけ消費者被害が増えることになるんだろうと暗い気持ちになります。

繰り返しになりますが、とても大きな話なのに、無関心でいる自分に対してもこれじゃいかんなあと思うところです。

2018年4月21日 (土)

ほとんどの人が形のないものを追わなくなった

W.S.チャーチルの「第二次世界大戦」を読んでいます。河出書房新社の文庫本で4冊。

チャーチル本人が、戦争の進捗を細かく書いているので、ち密なことの苦手な私は読むのに苦労していて、もう4か月ぐらいダラダラ読んでいます。

最近、チャーチルの映画も上映されていて、そのタイトルに「ヒトラーから世界を救った男」ともあるのですが、

とても困難な中で、私欲を捨てて、国を守った人がいたんだなあと~

日本でいうと明治維新とか・・かつては、信念を持って、理想とかあるべき姿を追求している人がいた。


振り返って、今

信念とか、理想とか、地域愛とか・・・そういう形ないものを追うことが何か恥ずかしいような時代になってしまったのかなあと感じます。

会社を興して、お金を稼いで、あるいは会社を大きくして、上場して・・なんていうのはありだけれど、

地域を良くしたいとか、お客様のためにとか、本気で思っていることが、なんか、そりゃ理想だろうけど、とか、そんなこと本当に思っているんのってなっている。

政治家が地域のためになんて言っていて、結局は自分の当選のためだったり、
社長がお客様のため、なんて言いつつ、コストを下げて粗悪なものを売って、儲けだけしか頭になかったり・・・

結局みんな肩書だったり、お金だったりが大事なんだという世の中で

純粋に理想であるとか、社会のあるべき姿であったりとか、形のないもの追うことが・・ありえな~い状態なのかなって思います。


と昨日書いていたんですが・・・


これは、私の周りの組織にお勤めで安定的な収入がある方々だけの傾向かな~って思ったりもします。

最近狭い世界にいるからなあ~

2018年4月14日 (土)

面白い仕事

4月から新しい事務所に異動して働いています。

まだ10日働いて、まだ全体像がつかめていない状態ですが、問題点が見えてきています。
この事務所、2年前に本社(我々の組織では本当はこう呼ばないが)から独立して運営されています。

たった2年しか経っていないから、というべきか、2年も経っているのにというべきかわかりませんが、いまだに組織が固まっていない。

予算は現在も本社部署にがっちり管理されていて、支払いをいちいちチェックされる。
今まで長いことこの組織で働いてきたけど、そんな事務所ないよ・・・

まあ一例ですが、たくさんの問題点が気になって、ムクムクと我が“仕組み整理大好き”が頭をもたげてきて、本社と事務所の関係を整理したいと考えています。

それから、我が事務所、ちょくお客様に接する事業を行うところ。

事業を考えることも好きで、さらに2年間総務オンリーの仕事をしていたために、こっちもワクワクして、いろいろやりたいことが思い浮かぶ。

それで、今週後半は、事務所とはどうあるべきとか、こんな事業をやればいいんじゃないか等ばかり考えていたけれど・・

いや待てよ、もう少し細部をきちんと理解することが先ではないか、この時期にやっておくべき仕事を淡々とこなすことが先ではないかと気がついた。

仕組みを整えないとやれないことは確かにあるけれど、今の仕組みの中でやれることの方が多い(はず)。

方向性を示してその器を整えるということはとても大事だけれど、器を整えても、それを実際に動かすことが大事。

実行してなんぼ。

大きな仕組みを考えるのは面白いけれど、日々やるべきことを淡々とこなし、滞りなくサービスを提供することが第一。

いろいろ考えずに、まず必要な行動をするということですね。

こんなことを考えていたら、おおっ、これって昨日読んだ「ドラッカー365の金言」(上田惇生 訳)にあったぞ~と思って、あらためて読んで見ました。

「ACTION POINT: あなたの組織の価値観とリーダーの価値観とを照合してください。両者をすり合わせ、行動に具体化する方法を考えてください。」

う~ん、「行動に具体化」っていうところが引っかかっただけか。

ところで、この本 2005年に出た本で、積んだままになっていたんですが、結構な値段だったので、今頃毎日読んでいます。

1日1ページ、ドラッカーの著作から一部を切り取ったものを載せてあります。それなりに毎日気づきはありますが、一部を抜き書きされているんで、これはどういう文脈の中での話なのだろうかと気になってしまいます。


著作全体を読まないと主旨がよくわからないなあと思うことも多い。

毎日1ページでドラッカーの多くの著作に触れるっていうのは、こんなことも言っているんだと手っ取り早く知るのにはいいけれど、、思ったより得るもの少ないんじゃないかな~と(このまま惰性で続けるだろうけど)、思うところです。


それにしても、私のタイムリミットは2年。2年で満足いく仕事ができるんだろうか? 
残された時間を意識して、がんばります!


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