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2011年10月22日 (土)

人さまの困ったことや地域の問題に共感できる人

「明日のコミュニケーション」佐藤尚之著アスキー新書を読んでいますので、しばらくはその本を読みつつ感じたことを書くことが多いと思います。

本の中に情報が広まるには条件があって、それは「その情報が「共感」を纏っているかどうか、である」とあります。

ソーシャルメディアでつぶやく場合、それを見る人の多くは、知人・友人になります。その人たちにその情報を広めたいかどうか。自分が共感を持たない情報をわざわざ友人に伝えたいと思わない。
そういえばそうですよね。

そうすると自分がとても困っていることをソーシャルメディアでつぶやいたり、自分が社会や地域に対し、これ問題だよね、どうにかしないといけないよねと感じてソーシャルメディアに書きこんだ時、

そのことをリツィートしてくれて、あるいは「いいね!」をクリックしてくれて、「その困っている、こういう解決策あるよ」とか「その問題、一緒に考えてみたい」という人につなげてくれるには誰か?

それは、その困ったを自分のことのように感じてくれる人、社会や地域の問題を自分のこととして感じられる人だろうと考えています。

遠く離れたふるさとに年老いた親を残し、その親のことが心配という書き込みに対して、親の寂しさや子どもが心配する気持ちを想像して、自分の心がきゅっと痛くなる人。

災害が起こった時に、避難した人の不便さや不安を我がことのように感じて心配する人。

他人の困り事や自分が住んでいない地域のことについて、その人たちの気持ちに共感できるというのは、例えばある商品があって、いいなとかおもしろいなとか感じるより、さらに高い感度、繊細な感度を必要とするのではないかと考えています。

だから、生活の中で出てくる困ったことや社会・地域の問題について考える場に共感してくれる方は、ひょっとしたら限られていて、巡り合うのが難しいのではないかと感じたりもします。

でも、今年、数度の大きな災害にボランティアをしたいと考え、行動した人たちがたくさんいたことを考えると、

日本の中には感度の高い人たちがたくさんいるはずですよね。


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