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2011年10月10日 (月)

ICTと柔軟な発想・視点が未来を明るくする

私たちは、いまあるものの価値を見極めらるかどうかで、いまあるものをうまく使えるかどうかで、未来が大きく違ってくるのではないか?
まさにいまその転換点にいる!と感じる経験を本日しっかりさせていただきました。

「ICT教育の未来を考える佐賀セミナー」に行ってきました。
数日前に師と仰ぐ方(私が勝手に仰いでいてたぶん迷惑だと思いますので名前は伏せて)からこの講座を御紹介いただきました。

もちろん師が行けというから行くというような律儀なところは持ち合わせておりませんので、決める前にキチンと内容を見てみました。

まず、メインの講演が「IT社会が変える障がいと教育」となっていまして、私がいま障害に関する問題にほとんど知識のない段階ですので、この講演会が障害について考えるものであるなら、いまは聞いても自分に残らないのではと感じました。

しかし、講師が東京大学先端科学技術研究センターの教授とあって、東大の先生がICT教育についてどのようにお話になるのか、また障がいと教育というテーマではありますが、もっと広い話が聞けるのではないかと感じて参加することにいたしました。

午後3時までの講演会でしたが、午前中だけ参加させていただいて、それでも、その東大先端科学技術センター 中邑賢龍教授の30分強の講演に目からウロコでした(あなたはいつもこの表現を使うが、目に何枚ウロコが張り付いているんですか?・・と言うことなかれ)。

障害の知識がないと書きましたが、常日頃から障害ってなんだろうと疑問に思っていました。

何かができないこと?

私たちは飛べません・・飛べる鳥たちからみれば私たちはみな障害があります。

では標準的な人ができることができないこと?

でも標準ってなんなのか?

私はメガネやコンタクトレンズがなければ本も読めないし、歩くのに不便を感じます。
運動不足と余分なお肉のせいで、階段の上り降りもきつい。

でも障害を持っているとは普段考えていない。

障害者と障害を持たない者を分けているのは何なのか?

先生はまずこのことを指摘されました。そして私たちはハイブリディアンであるとも・・
ハイブリディアンとは携帯やパソコンを自分の能力の一部として使っているということかな。
先生は例の一つで家族全員の携帯電話の番号を暗記している人は少なく、知っているといいつつ自分の携帯で番号を見る話をされました。
私たちは脳に記憶しておかなくても携帯電話に記録しているので大丈夫と考えています。つまり機械に依存しています。

それは障害のある方が車いすを使ったり、補聴器を使ったりすることと何の違いがあるのか?
そこからICT(情報通信技術)を使って障害を代替するという話に移っていくのですが、

障害の分類がICIDHからICFに変わっていることや
医学的に機能を少しでも回復させていくことよりも障害を代替する技術を使って、その人の持つ他の能力を活かしていく、引き出していくという考え方など、初めて聞くことばかりで、
それが自分だけの勉強不足かもしれないけれど、もし多数の人が知らないことであるなら、もっと皆さんと共有したい話だなと思いました。

見方をちょっと変えれば、マイナスと思っていたことが、決してマイナスではないこと。

今回はICTでしたが、いままで人が生み出してきた技術が、発想次第でいろんな事に活かせること。
いま必要なのは、技術の高度化よりも(もちろん高度化も必要でしょうが)、それをどう使うか。

固定観念にとらわれない使い方を考えていくことが、これからもっと私たちの可能性を拡げていく。
柔軟で専門域にこだわらない発想。
既存の価値観を疑って、1人ではなくいろんな人と情報交換をしていく。
あえて自分の専門から遠い分野の人の話を聞いてみる。

ひょっとしてそんなことから思いもしない新しいことが生まれる、そんなことを考えさせていただいた講演でした。

さらにICTについて考えると、さまざまな技術の中で比較的お金がかからずいろいろな試行ができる分野で、専門外の者にも身近な分野になっていて、人に役立つ技術としてさらに急速に発展するのではないかと感じました。

強引かもしれませんが、

NAKAKIRA(ナカキラ)もソーシャルメディアというものを使って・・と考えています。

計画の事業スキームを創りあげて行くことも大事ですが、せっかくITを活用するのであれば、準備を進めて行くうちに見つけた新しいアイディアをどんどん取り入れて、それがどういう効果を出すのかを見て行きたい。

新しい試みを躊躇することなくやってみてもいいのではないかと感じました。

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