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2011年12月 6日 (火)

「地域づくりフォーラムin富士町」に参加しました(2)

前回、基調講演について書きましたので、次はパネルディスカッションについて

パネラーは、基調講演の中でも少し話をしているという変則的な講演&パネルディスカッションでしたので、パネラーが基調講演の中で話されたことも含め、昨日同様バラバラと書いてみます。

パネラーは高知県のNPOはちきんねっと副理事の川村晶子さん、勝屋久事務所・冨山県立大学MOT非常勤講師のの勝屋久さん、本荘事務所代表・多摩大学(MBA)客員教授の本荘修二さん、富士株式会社の渡邊竜一さん、それから地元富士町農家の水田さん
コーディネーターは佐賀県最高情報統括監の森本登志男さん

渡邊さんは地域で映画を製作し、まだ封切前なのですが既に黒字化をされているということで、このことについて話をされました。
黒字化の要因としては、経営気質のある人が地方にいて、どこからかお金を確保して来てくれたことが大きかったそうです。
また、地域おこしには「風の人と土の人」が必要で、風の人とは伝える人であり、土の人とは根を張る人であると説明されました。

他の方も同じ発言をされていましたが、地域が地域を売り込むためには、地元の人がいいと思っていないところを見つける人がいる。
地元では当たり前過ぎることが実はすごく価値があるということは外の人しかわからないとも。

パネラーに佐賀の魅力を尋ねた際、川村さんは、地味な場所だけれど、大人がゆったりと楽しめる、子どもにはわからない場所だと。
確かにそんな感じあります。これからはそんな場所も求められるだろうなとも思います。

渡邊さんは、都会と地方を比較して、都会は日常が「ハレ」、地方の日常は「ケ」。今まで都会は「ケ」を求めていなかったが、地方に行くと癒される場であった。
ハレは儀礼や祭、年中行事、ケは日常。都会は華やかで日常がいつも何か行事が行われているような感じだということでしょう。

同じく渡邊さん、地域づくりはストーリーが大事。また、マーケティングの基本である(1)ファンを作る、(2)ファンに語ってもらう を使う。

川村さん、女性が前に出ていい。

本荘さん、ゆるやかな女性のつながりが明日を作る。女性が大事だけれど、女帝が君臨しているようなところはうまくいかない。

勝屋さん、個のつながりが大事。今まで地域づくりというと市と市、すなわち自治体間の提携であったけれど、個がつながった方がいい。

そのほかにもいろいろキーワードがありましたが、省略。
ぜんぜんまとまっていませんが、キーワードを拾ったということで。

途中からパネラーの方々が若干興奮気味で、加えて質疑応答で会場も加わって盛り上がって、何やら高揚感のある楽しく不思議なフォーラムでした。

とフォーラム自体は楽しんだものの、富士町の方が言う富士町の強みは「温泉」と「新鮮な野菜」。
この二つだけだと全国のちょっとした田舎のどこにでもありそうなものであり、差別化は難しいのではないかと感じました。

成功事例があると全国からわっと視察に行って、「おらが町も」と取り組みを始められますが、地域づくり、地域おこしって本来何なのか?
何を目指すべきなのか? 
私は、全国から注目されることが目的ではなく、そこに住む人がその地域だけで自活して生活できる目処が立つことじゃないかなと思うんです。
それぞれ考え方があると思いますが、参加する人の間でゴールについて、共通認識を持っておかないと迷走するんじゃないかなと。
富士町がどうなのかはわかりませんが、フォーラムで意見を聞きながらそんなことを考えました。

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