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2012年1月 2日 (月)

日本にベンチャー企業が生まれにくいことを考えてみた

日本の経済を元気にするために、ベンチャー企業がどんどん出てくることが必要とはよく言われますが、日本ではなかなかベンチャー企業が出てこない。
その原因は、支援体制が整っていないことだとこれまたよく言われます。
しかし、その前に・・・
自分自身が企業を起こすなんて気持ちになる人が少ない。企業を起こすなんて無理!…そういう環境がバッチリ整っているんじゃないかと考えています。

まずは、家柄。厳密には家柄とは違うかもしれませんが、親がお金持ちとそうでない人、親が社会的ネットワークを持っている人といない人。
親と本人は基本関係がありませんと言われそうですが、事業が失敗して最後に親が手を差し伸べてくれる可能性がある人の方がやはり強いと思うのが普通の感覚。特別な才能に恵まれている人はともかくとして、普通の人が事業を始めて、当たるかどうかはまったくわからないとしたら、最初のスタートラインでお金やネットワークの環境があるってことが強みで、逆にないのであれば、それこそ支援体制が整っていないのだから、よほど大きな決断、覚悟が必要になって、その時点でやっぱりベンチャーって無理よねってなりそうに思います。

それから事業を考えだす頭脳及び行動力を育ててきた環境。学歴なんて気にする必要はないと言われる場合もあるけれど、やはり世間でいいと言われる大学に行っている人の方が当然、若い頃から勉強をしてきていて、斬新な事業を生み出す可能性が高いとみんな思っている。
最近の20代以降の受験環境を知らないけれど、いまの40代、30代の世代は見事に偏差値で「科学的に」進む大学が決まっていて、その時点で自分の遠い将来までおおよそ見えている。だからそんな人たちが自分は優秀でもないし、自分の能力って、人生ってこんなもんだから起業を起こすなんてとんでもないとなってしまう。

お金の問題以前に、大多数の人を自分ってこんなもの、無理したって結局は最初のスタートラインが違うんだから自分が何かできるはずはないって思わせる環境が整っている。

それでそれから・・・日本はベンチャーが起こりにくい土壌です、と言ってしまわず、じゃ何をしようかと考えると・・

家柄がない人でもお金とネットワークを保障して上げる仕組みを作る。

人生って偏差値(頭の良さ、勉強のでき具合)も大事だけれど、それがなければ絶対ダメってことはなくて、現に学歴がなくても、学校の勉強はできなくてもこれこれっていう人が成功していて・・と成功体験を伝えることと成功している人たちの要因って何なのかを考えてみて、その要因がわかったら、事業を始める人たちの行動にとり入れていく。

以上、自分の考えていることがまったく見当違いであったとしても・・私のようにみんなが自由に、過去の結論にとらわれることなく、自由に発想して自分なりに答えを見つけ、ベンチャー起業家が生まれる土壌を作っていく。

ベンチャー起業を生み出しさえすればいいから、そんな回り道をいちいち考える必要はないかもしれませんが、本当にベンチャー起業家たちが日本に必要で、それをこれから日本で生み出したいと思うのなら、なぜいままでベンチャーが生まれてこなかったかをしっかり考えて、その結論らしきものを導くことも必要かなと思うのです。

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