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2012年3月11日 (日)

なんでがんばるのかわからない人たちを動かなさんと・・

本日は、熊本に行ってきました。観光地にはほとんど足を踏み入れませんでしたが、それでもいるわ、いるわ「くまモン」
すご~い。でもみんなかわいかった。欲しいと思わせるものがいっぱい。
2011年のゆるキャラグランプリでグランプリを獲得して、きっとすごいんでしょうね。地元では・・

「この機に乗じて」がっぽり稼ごう気満々。

茶化しているみたいですが、そのつもりはありません。
熊本に限らず、地元で何かブームが起こった時、それを活用して稼ごうとする気持ちはものすごい。
日本が元気がないなんて言っているけれど、すごい元気じゃない。稼ぐっていうことに執着がなくなったように言われているけど、そんなことないじゃないって。。

しかし、状況をじっくり観察してみると必死になっているのは、個人で事業をやっていたり、小規模やぎりぎり中規模の企業さん。必死にならないと食べていけない、会社がつぶれてしまう。

これに対して、中堅や大企業では、出資者や世間への説明責任があって経営層はさすがにジタバタしている(中にはこれでいいのかって素人が思うくらい経営層が泰然としている企業もある)けれども、社員さんが危機感を感じていない。

何かと言えば、社員の人件費を削減してという話になって、社員が安心して仕事ができない。
組織の体面ばかりを気にして、形式を重視するようになって、事業そのものに力が入っていない上司を一般の社員が信用できない。
大きな会社だからどうせ国が助けてくれると思ってしまう。

社員さんにとってはあんまりいいことないのに、クオリティの高い仕事をせよと言われてもできるはずがない。

かつて高度成長時代、企業の社員さんたちがすごく働いていた。働こうが働くまいが給料は一緒なのに一生懸命働いた。
買いたいものがあったから、がんばって給料を上げてと思ってみんなが働いた、なんて説明されたりするけれど、自分が一生懸命働いても年功序列の賃金体系で自分の給料がそうそう上がるはずがない。ましてや社員全員の給料水準を上げるために働いていたとは思えない。

経営者じゃないからいい製品を作って一攫千金が狙えるわけではないし、いまから見ると、なんでシャカリキに働いていたんだろうと疑問ですよね。

それって、仕事そのものが面白かったのでは?

自分が働いたら、その分何か成果が生まれた。新しい製品ができたり、困難な事態が改善できたり・・何よりも過程がおもしろかった。

もしそうだとすると、ある程度給料が保障されている社員さんを給料を度外視して働こうと思わせるものがあったから日本全体が高い成長を達成できたのでは?

それはいままでなかったような製品や、多くの人を救うものだったのでは?

お金抜きに夢中になれるものがない状況がいまの閉塞感を生んでいるのではないかと思います。

働く人の大部分を占める雇用者、ここがやる気をなくしていることが問題で、ここを動かす方法が見つかったら、日本に漂っている閉塞感ってかなりなくなるんじゃないかなあ。。

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