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2012年10月20日 (土)

「編集長インタビュー リブセンス社長 村上太一氏」日経ビジネス2012年10月15日号

25歳の若さで東証1部に上場を果たした村上氏のインタビュー記事。20代の方からも学ぶことは多いなあ~と・・
企業経営だけではなくいろんな活動の参考になりそうなので、インタビュー記事の気になったところをクリップさせていただきました。
「私が起業したのは、人が不便に感じているものを便利にするとか、人の生活を変えられるようなサービスを提供したいからです。世の中に必要とされるものをいかに作れるか。それが自分が幸せだと感じる瞬間なわけで、(後略)」
「長期的にはニッチでなく、やるからには世の中にしっかりと影響を与え、存在価値が提供できるような領域でもっと事業を拡大していきたい。」
編集長のいつから会社を経営したいと考えていたかの質問に対して、
「小学生の時からです。両親双方の祖父が経営者で、人が喜ぶ仕事をする姿を間近で見る機会があったことから自分も会社を経営したいと考えていました。
転機の1つは小学生か中学生の時はまったゲーム「ドラクエ5」でした。ひたすら努力して、時間を投じて主要なキャラクターをレベル99まで上げたんです。これはある意味すごいことなんですが、ふと自分は何ができたのかと思ったら、何も生み出していない。消費から生まれるむなしさというか、消費から生まれる満足感の限界というのを感じたわけです。
もちろん、人は何か衝撃的な出来事1つで変わるものではありません。高校時代に文化祭の委員長をやって何かを創り出すなど、多くの人に来てもらい、喜んでもらう経験を積み重ねていく中で、自分は「何かを創り出す」立場でいたいという思考が深まっていった気がします。」
中学生の頃に何かを生み出していないことにむなしさを感じたなんてすごいって思いますが、案外同じくらいの年代でそう感じている人が多いかもしれませんね。
そういう人たちがむなしいって感じた時にそれを忘れないうちに、何に巡り合うか・・この辺り年長者が手伝えることありそう。。
「最近、学生によく言うのは、インターンでも何でもいいから社長さんに会ったり、いろんな人に出会うことが大切だということです。子供の頃考えられる職業ってやはり、見たことがある人しかないと思う。
いろんな人に会わないと、将来やりたいことなんて分からないし、実際今の学生は選択肢が全然ない人が多い。
私の場合、祖父たちの存在があったし、せっかちなので高校の頃からもう会社をやりたくて仕方がなかった。それでも高校時代に、経営者の方にもっと会っていたら、もっとレベルアップできただろうなと今、感じます。
その意味では経営者の方の話が高校で聞けるとか、ビジネスに生かせそうな思想や考え方を学べる授業を増やすなど、教育のあり方には改善の余地が大きいと感じます。」
編集長の日本ではベンチャーがなかなか育たないことをどうみるかの質問に対し、
「起業のチャンスは、日本はどの国よりもある気がします。大学生でも会社を興せるし、投資家から言わせると投資したい人がいないというくらいだから資金はあると思います。」
「むしろインフラの面で国への要望はあります。経済産業省は倒産した企業がどんな理由で破綻に至ったかを「83社に学ぶつまずきの教訓」と題して、経産省のホームページで公開しています。国が持っているこうした資産は貴重でありがたいですが、雇用などのデータを集めるのに、まだ非常に手間がかかります。
もっときれいに情報やデータをまとめて公開してもらえれば、市場分析をはじめいろいろ活用できる。スタートアップコミュニティーの整備という点では日本は、まだ道半ばなのでしょう。」
こういう発言があると、補助金って形で直接企業にお金を流す支援ではなくて、ここで上がっているようにデータの整備など国しか集められないものを利用しやすい形で提供するなど、それほどお金をかけなくてもできることがありそうだって気がつきます。
「私たちの世代は、世の中のしわ寄せが全部来ているので、ハンディを負った戦いを強いられていると思います。国の制度としても、人口構造上、選挙の関係上、年配の方が優先されています。どうしたら、せめて均等にできるのかというのはずっとテーマとして私も意識しています。」
だれかにしてもらおうと思うのではなく、自分たちでどうにかという発想・・見習いたいです。
「私たちは満たされた時代に生まれ、成長したことが影響しているのか私を含め、「お金」という価値観より「精神的満足度」を重視する傾向があります。これをもって今の若者は「勝負をしない」「勝負から下りている」と見えるのかもしれません。
私は国がお金の部分で若者に満足を与えられないから、教育を通じてそういう価値観を擦り込もうとしているのではないかと、陰謀説的な深読みというか分析もしています(笑)。」
ここのところは読んでいる方も笑ってしまいましたが、あながち冗談じゃないかも・・
社会貢献に関心があると「お金」の価値に疑問を持ってしまいがちだけれど、ほんとにそれでいいのか世に流れる説を鵜呑みにせずに自分でじっくり考えないといけないと思います。
それにしても村上氏、25歳にして既にこのようなことを考えておられて、今後どういう発言をされていくか、気になります。 

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