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2012年10月27日 (土)

たとえ地方でも視線は世界~「おもてなし経営」推進フォーラムinちゅうごく

経済産業省が推奨している「おもてなし経営」のフォーラムが全国で開催されており、福岡の案内を見たので行こうと思っておりました。
そしたら申し込む前に満員御礼、行く気になっていたので、一日前に広島で開催される中国地区のフォーラムに参加してきました。
勢いで申し込みをして、交通費を調べると往復で一万円を超える結構な金額。私にとっては手痛い出費で福岡からチョイと広島までと考えていたのですが、日本って広いんだなっていまさらながら・・。北と南で日本を語ってもぜんぜん別のイメージで話をしてるかも・・なんてことも考えたりして。。
さて、時間をとってお金をかけて参加しましたフォーラムですが、行ってよかったです。
九州会場では聞けない企業さんのお話がよかったです。

建設現場で電気工事等を行う島根電工(株)代表取締役社長、老舗温泉の旅館(株)向瀧の代表取締役のお話を聞きながらいろいろ考えることができました。特別講演は旅館加賀屋の総支配人のお話でしたが、こちらはもう既に有名過ぎて自分は新しい発見ができなかったかな。。
島根電工にしても向瀧にしても、強調されたのは徹底したお客様視点と人材(社員)教育、そこまでやるのかというサービスと考え抜いて他とは違うことを生み出しているパワーが伝わってきて、ここだけが特別かもしれないけれど、世間一般に言われているように日本の企業が元気がなくなったなんてうそじゃないかなって思いました。
講演内容には満足したものの、ふと考えると起こってくるのが、「おもてなし経営」をいまなぜ取り上げるのかという疑問。

日本のきめ細かいサービスは海外でも定評があって、それをまだやっていない日本の企業に勧めるってことかな?

でも海外を相手にするんだったら、どういうお客様をターゲットにするかきちんと考えた方がいい。
世界のたくさんの人に日本のサービスを知ってもらうのであれば、お金持ちがターゲットではないだろうから、多少サービスは見劣りしても安く日本を知ってもらう方法を考えた方がいい。
もし世界のお金持ちを相手にするんであれば、最高の日本のおもてなしを提供するとして、それは選ばれたところがやればよくて広く普及する話ではない。

もし、お客様をまだ日本の中だけと考えているとしたら、もうそれは話にもならないかも・・まずは足元から固めないとと言われるかもしれないけれど、どうせ一生懸命何かを学ぶのなら、視線は世界を向いていたほうがいい。

経営には無縁の自分さえ、もう世界を意識しない経営なんてどの世界でもあり得ないような気がしているのに、かつて日本企業を牽引してきた(と言われてきた)経済産業省の事業が、こんな内向きでいいのかなあと寂しさを感じました。

おかげさまで反面教師にして、前にも書いたかもしれないけれど、自分たち、たとえ地域で活動するとしても視点は世界を向いていなければいけないと考えております。。

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