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2012年10月30日 (火)

お金持ちの社会貢献、庶民の社会貢献

クーリエ・ジャポン12月号の特集は「1%のエリートはこう考えている。」です。

『人口の1%が富の○○%を握っている』というのはよく聞くフレーズですが、この雑誌のIntroduction「世界は2つに分断されてしまうのか?」によるとアメリカでは、その1%の所得占有率は、2010年現在17%を超えている、資産の占有率では40%に上るとあります。
そんなお金持ち、雑誌ではスーパーリッチという表現をされていますが、そのお金持ちたちが関心を寄せるのは、いまや大邸宅や贅沢品ではなく、社会貢献であると書かれた「新世代のエリートたちは何を考えているか?」の記事を読むと『社会貢献への出資』という面で庶民は無力感を感じます。いまをときめくフェイスブックのマーク・ザッカ―バーグCEOはニュージャージー州ニューアークの公立学校を改善するために1億ドルを寄付した。投資家として誰もが名前を知っているジョージ・ソロスは自ら設立した財団を通してさまざまな問題に数10億ドルを投じてきた。
こういう記事を読むと世にスーパーリッチと言われる人たちがいて、自家用ジェット、高額の美術品、盛大なパーティーにおしげもなくお金を使っているってことには、(その光景が想像もできなくて)ふ~んと言っていても、社会貢献においてもやはり先立つものはお金だなあと常日頃から思っているが故に、出そうにも出すものがない庶民は無力感を感じます。
じゃあ、お金は出せないけれど、社会問題に何か自分ができることはないかと考えている者はどういう役割を担うか?
「お金が会っても実際に現場で動く人間がいなければ何も進まないでしょう!」なんて悔しまぎれみたいな発言をするのではなく、お金持ちができることと自分たちができること、どう整理していくんだろうとゆっくり考えてみてもいいのかなって思います。
富の偏在・・使いきれないお金を持っている人がいる状態の対極には、この瞬間の生存さえ危ぶまれるほど貧しい暮らしをしている人がいて、この状態を容認してはいけないけれど、富を集めた人たちを敵視するのではなく、その方々が社会に貢献するという気持ちをお持ちであるなら、彼らの役割、私たちの役割って分けてみて、私たちの役割を考え抜く。

お金ではできない社会貢献って何なのか?
お金を出さずにできることって何なのか?

考えてばかりではいけないけれど、こういう問いは基本の基本。原点に立ち返って考えることも悪くないんじゃないでしょうか。。

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