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2012年10月10日 (水)

「現実を視よ」柳井正著

限られた地球資源をむやみに消費して成長する経済は、そろそろ見直しの時期に来ているんだろうなと思います。
そもそも服は、人の体温調整や皮膚を守るために必要最小限度があればいいんじゃないかなっと思ったりします。
そう思いながらもひたすら成長を追うユニクロの柳井さんのこの本に共感をします。
日本の地方に居ても、ぼや~と世の中を眺めているだけでも、世界の中心がアジアの方に移って来ていて、これからは国内だけで発想していては駄目なんだろうなって感じます。急速に世の中が変わってきているように感じます。
そんな感覚を感じる中で、この本を読むと・・世界に目を向けてビジネスを展開している方が書いた本だからでしょう。さらに世界の動きが伝わります。
激しく動く世界の中で、止まったままの日本を感じます。
多くの日本人は、日本の悪い状況ばかりを言い立て、諦めの気持ちを強くし、言い訳だけをしているんじゃないか?
一部の政治家、財界人だけを批判し、自分たちは何ができるかなんて考えてもしていないことをおかしいと思っていただろうかと考え込んでしまいます。
世界に打って出て、ひたすら自社の成長を求めればいいはずの一大企業の経営者がなぜこの本を書いたのか?
例えばApple社のようにスティーブ・ジョブズ氏という一人の天才が新しい製品を生み出し、世界の人々の行動様式を変えることができても、いまある社会の問題を一人の天才だけで解決することは
不可能。社会を変えるとなると一人の力ではどうにもできない。
山口県の町の洋服店を一代で世界的なブランドにした柳井氏を持ってしても社会を一人で変えることはできない。
そんな気持ちで書かれたのかなどと想像しています。
著者の想いを強く出した本です。この本を読んでそのまま「そうだよね」で終わりにせず、書かれていることについて自分なりに考えてみる。自分はどう思うか、自分の行動に参考になるものがあるか・・・
これから厳しい世の中になりそうだけれど、自分は傍観者になりたくない。自分は何もせずにただ批判をする、与えられるのを待っている・・そんな人になりたくない。
この本を読みつつ、あらためてそう感じました。
ところで、柳井氏。すごく儲かっているから派手にお金を使ってそれを自慢しているよって嘘かほんとかわかりませんが、そんな話を聞きました。
それが本当でもいいんじゃないでしょうか・・自分が得た報酬を自分の好きなように使う。経営者としてものすごいプレッシャーがかかっているはずだから、公序良俗に反しなければどんなお金の使い方をしようがいいんじゃない? それから、リーダーとかいうと才能、性格、その他諸々、バランスある人を良しとするけれど、多少不思議なところや変なところがあってもそれは関係なしで才能だけを正当に評価しないといけないんじゃないかなと思います。・・くどいようですが、柳井氏がどうかはわかりません。

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