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2013年9月 8日 (日)

社会保障制度

今日は、かつて通っていた社会人大学院の有志による自主勉強会の日でした。

某大学院公共経営研究会(QAN-p)と呼んでいるんですが、名前のとおり、公共部門の勉強をしております。

本日のテーマは医療。発表の担当者が市の現在国民健康保険の部署にいるので、市の国保がメインになりましたが、国の危機的財政状況を憂える担当教授が、社会保障全般のことも考えさせてくださいました。

国の財政について、かつては行きすぎた公共事業が問題だと言われてきましたが、いまは誰もが高齢化に伴う社会保障費の増加が最も大きな問題であるということは共通認識だと思います。

問題であることはわかっているんですが、これを改革するのは至難の業です。

始まったサービスをなくす、あるいは減らすということはほとんど不可能です。

特に受益と負担がはっきりしないものは、財源が自分が払う税金や保険料だとわかっていて、もっと給付水準を下げて支出を減らすような制度にしないと駄目だと頭ではわかっていても、それが自分がいま受けている医療との関係になるとすぐに財布がいたむ話ではないので、できるだけいい医療を、と思うのが人情です。

そんな個人の心理と共に、制度がとてもわかりにくく、かつ複雑に絡み合っていて、専門家でないと議論ができないような状態になっています。

今日も2時間程度話をしましたが、公共全般に関心があるメンバーでも、社会保障制度の細かいことが必ずしもわかっていない者同士ですので、制度の説明から始まって、結局は核心にたどり着けなかったじゃないかと感じます。

複雑になってしまった制度のうち、改革に関係が深い部分とそれほど影響がない部分と分けて、影響がない部分について、単純化してわかりやすくするなど、利用者の多くが議論に参加できるようにまずは制度のわかりやすい解説を作る。


今の状態だと改革の議論ができそうにないので、回り道になりますが、まずは制度の理解から・・ですかね。

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