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2013年11月17日 (日)

「幼稚園も長時間保育を 待機児童解消の切り札に」西日本新聞2013.11.17(日)朝刊

今朝の西日本新聞29面ニュースふくおかで幼稚園が長時間保育に取り組むことについて書いた記事を見つけました。

『保育所の待機児童解消の「切り札」として幼稚園に注目が集まっている。安倍政権が成長戦略の柱として推し進める「待機児童解消加速化プラン」でも幼稚園の長時間預かり保育は主要施策の一つ。幼児教育を担ってきた幼稚園はどう変わろうとしているのか。』とあります。

幼稚園は文部科学省が所管しており、教育機関として位置づけられています。
その幼稚園で『「子育て支援の一環」(文科省)として、幼稚園での「預かり保育」は2008年3月の教育要領改訂で認められた。」とあります。

『ただ、待機児童が最も多い0~2歳児を預かるには、保育所に義務付けられる給食室の整備や子ども1人当たりの職員数の確保などがネックとなり、幼稚園側はなかなか踏み切れないのが実情。」だそうです。

国は『保育所並みの「11時間保育」を実施する幼稚園に対し、給食室の整備費や乳児はハイハイできるよう床面を改修する費用などへの助成制度を盛り込んだ。』

子育て中の女性が働こうと就職支援機関を訪ねるとまず最初に聞かれるのが、「子どもの預け先大丈夫ですか?保育園当たってみました?」

企業を巡る環境が厳しくて、働く側もピリピリしている。そんな中にしばらく子育てで家庭にいて、社会から取り残されているんじゃないかと思いつつ、それでも働こうとすると「保育園は?」と言われてしまう。

高齢化が進んで労働力が不足すると言われ、女性の労働力活用と言われながら、その女性が働こうとすると保育のインフラで“待った”がかかってしまう。

記事にもあるように保育園の新設は難しいから、既存の幼稚園が少し発想をかえて、費用をかけて、その役割が担えるとしたら、やってみた方がいい。

ただ、将来的に保育園が整備されてきたときに、お母さんたちがそれでも幼稚園を使うというのか?

そもそも保育園と幼稚園との違いってなに?って議論が出てきますよね。

そこまで考えて、“教育機関”として保育の領域に踏み込んでいく。

3歳以上、あるいは原則の時間帯である1日4時間は教育機関として、0歳から2歳、4時間を超える部分については保育園と同等の機能を持つと考えるのか。

あるいは0歳児から、11時間すべて教育機関として保育園と差別化していくのか。

経営者として、教育者として各幼稚園がどのような判断を下されるか。

今後の動き、気になります。

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