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2013年12月

2013年12月21日 (土)

多様性

大学への進学率が上がったこと、小学生いえもっと小さい頃から脇目もふらず、有名校を目指して勉強してきた人たちがたくさんいる日本、その日本の組織ってどこもすごい優秀な人がたくさんいるなあって今更ながら感じています。

以前に国際化って一部の超優秀な人だけでいいんじゃないって書いたような気がしますけれど、そりゃ違うかなあと考えを改めています。

日本だけを見ていちゃいけない人たちはどんどん世界に出て行って、新たな視点を身につけていかないといけないなと思います。

それでもこてこてに国内思考の人がいてもいい。

人間経験ないものを想像することはできないけれど、逆に経験をしてしまうと前の発想には戻れない。

例えが平凡で申し訳ないけれど、一度すごく美味しいお菓子を食べてしまって感動して、何度も食べたくなる。しかし何度も食べてそれに慣れてしまうと最初に食べた時の感動はもう決して味わえない。

海外に出て国際的な視点を見につけると日本が違ったものに見えてきて、そこで日本の問題点が見えてくるけれど、日本だけしか見てなかった時の視点には戻れない。

視点が広がっていいんじゃない?かもしれないけれど、日本で日本だけを見ていた人にしか気が付かないところは気が付かなくなる。

・・・一度経験してしまえば、元の視点にはもどれない。

じゃ、日本しか見ていない人の意見を聞けばいい。

これからは世界を見なくっちゃといって、みんなどんどん世界に出ていくけれど、日本にこだわるって人がいてもいい。

世界を見てみんな世界発想、地球発想になっているけれど、自分は日本しか知らないから日本視点で発言するよっていう人がいて、みんなと違うことを言う。

それでみんなが忘れていたことをはっと思い出す。

う~ん、よその国に出ていった方がいいという話とそれでもみんながみんな同じように行動するんじゃなくて自分は違うよっていうのもあっていいという話を一緒にしているんでごっちゃになっていますね。
まっいいか、書き始めたんで終わりまで書いてみます。
世間様でこうした方がいい、ああした方がいいというとみんなそれに従ってしまうけれど、あんまり気にせず、自分がやりたいと思っていることをやったら、それがたとえ時代に遅れているって言われてもそれなりに存在感を持てるんじゃないか。

最初に戻って優秀な人がいっぱいいるけれど、その優秀さが活かされていないような気がしているのは、みんな同じような発想で何人いてもあんまり変わんないんじゃないか・・・たくさん優秀な人がいるけれど、みんな同じように考えていて、1人であろうが100人であろうが、やることにあんまり違いがない。100人がそれぞれ個性があって100人でガチで議論をして新しいものを生み出していく・・なんていうのはあんまりない。

ということで、多様性。いろんな人がいて、いろんな考え方をして・・・それぞれが発言することで、新しいものが生まれる。
自分の周り、そういうのが足りてないなあと感じます。

最も意見、すごい意見を何度も聞かされるよりもちょいとそりゃ突拍子もないよねっていう意見がぶつかってなるほどっている結論が導かれる方が、自分的にはわくわくします。
周りの皆さん、何かと無難と安定を求めていますが、私はやっぱり・・・いろんな人がいて新しいモノがどんどん生まれていく、そうなって欲しいですね。

2013年12月13日 (金)

「子育て女性の就職サポートセミナー」終了

12月10日、12日と本業の方で「子育て女性の就職サポートセミナー」というものを開催しました。

講師依頼から数えると半年ほどかけていて、私にとっては一大イベントでしたので、ほっとしています。
主催者側としては単なる啓発的なものではなく、実際に就職活動に役に立つ、実践的なセミナーと考えて、参加目標を50名に設定しましたが、お申し込みは30名強、目標に届きませんでした。
その原因の一つとして、一時保育を確保できなかったことがありまして、甚だ残念です。

一時保育は予算と会場の保育室の関係で15名しか準備ができませんでした。
就職前で自宅で子育てをしている方がイベントに参加する際、ネックになるのが子どもの預け先です。
これから就職するなら、自分で子どもの預け先を探して参加すべしという意見もありますが、民間の一時保育を利用するにはお金がかかる。
働いていないから、そこも気になる。
子育て中の方を対象にしたセミナーですから、参加目標全部は無理にしてもできるだけ一時保育の要望に応えられるような数を準備しなければなあと反省しました。

今回15名の枠は、募集を開始して1週間程度でうまり、その後はキャンセル待ちをしていただき、一時は10名ほどの待ちが出て、その後はお断りという状況でした。お断りをした方々には申し訳ないです。
一時保育という大きな課題とともに小さな課題もいくつか残しつつ、それでもとりあえずセミナー終了です。

2013年12月12日 (木)

「人を動かすのに友だちはいらない」DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー2014年1月号 瀧本哲史著記事

2014年1月のDIAMOND ハーバード・レビュー誌の特集は、「人を動かす力」。

パラパラめくって瀧本哲史氏の「人を動かすのに友だちはいらない」というこの記事を見つけました。

影響力について書いた記事ですが、

「人間は何でも自分で決めることを好み、他人に決めさせることを嫌がる。」そうで、そのため「膨大な証拠とロジックによって、完全に反対する理由がなくなるまでハードに説得を試みても、相手がその考えを受け入れるとは限らない。」そうで、

ですから「どう影響力を行使して相手を動かすか」が重要になってくると続きます。
それで「影響力はコミュニケーションの受け手が、それを受けたことを意識しにくいという特徴がある。」と。

そして影響力を「コミュニケーションの受け手に最終的な決定権が残され、かつ自律的に判断していると意識しているが、コミュニケーションの発信者が事実上、その判断を左右させることができる力」と定義します。

相手にそれとは気づかせないまま、自分の意図するところに導いていく・・・マインドコントロールをしているようなちょっと怖い印象をイメージしておけば理解しやすいですかね。
著者は、影響力には4つの特徴があると書きます。

「影響力の特徴の一つは、その再現性の低さや非定型性にある。」
「何に関して影響力を持ち、だれがだれに対して影響力があるかは、かなりの部分で状況依存的」
影響力のある方を真似てみても、簡単には影響力を行使できない・・・ってことでしょうか。。。

「第二の特徴は、影響力はクラスターを形成し、そのクラスターに依存して存在する」
すでに影響力のある人に影響を与えられれば、その人を通じてその人の影響下にある人すべてに影響を及ぼすことができると説明されます。
そして、影響下にある人たちはお互い緩やかにつながって、ある種のグループを形成するとの説明もあります。

「第三の特徴は、影響力は次第にブランド化していく」ということ。
「積極的な支持者がコミュニティ化し、ファンが生まれる段階になると、影響力はブランドに近づく。強力なブランドはその支持者に対して、実際の品質、内容について詳細な検討をさせずに、プレミアム価格で商品やサービスを買わせることができる。」
あの方が言うなら・・・っていうことでしょうか。

そして「影響力の第四の特徴として、プレミアム・ブランドとの違い」、「影響力は経済的対価と必ずしも直結しない」としています。
つまり「影響力は受け手の自主的な同意によって生まれるものであり、ネットワークによって強化されるため、個別に「影響力を買う」ことはできない」
逆に「対価を得たサービス提供というプロセスでは影響力を持ちにくい。」

そして、影響力のリスク

「影響力があることによって、みずからの行動を縛ったり、影響力が制御できずに暴走したりすることがある。」
例として、もともとサイエンス・ライターだった方が、たまたまファッション・リーダーとしての影響力を持ってしまい、サイエンス・リーダーとしての影響力の構築が難しくなるという話が書かれています。

う~ん、一部だけを抜き書きすると面白さが伝わりませんね。

あとは4つの特徴とリスクがあるのだけれど、「影響力を強めるためにできること」と読者が知りたいと思っていることがまとめとして書かれています。

うまく書けませんでしたが、わたくし的には、人がなかなか他人の意見を受け入れないこと、影響力を与えたいなら相手にそれを受けたことを意識させないことが必要なんだってことが頭に残った記事でした。

2013年12月 9日 (月)

女性の活躍が必要なのは、女性らしさが必要じゃなくて多様性が必要なのだと・・

2013.12.8付日経新聞朝刊の春秋を読んでいて、おや?っと違和感を感じました。

「『男性がもっと女性のような発想で動けば、世界は好ましい方向に変わるだろう。』この意見に賛成か反対か。」と記事は始まります。

そして、一般の人にそれを聞いた結果、男性の63%が賛成・・・というような話が続きます。

「女性のような」とは「共感、親切、柔軟、献身的といった、これまで主に女性的と思われてきた資質を指す。」そうです。

「結果をまとめた『女神的リーダーシップ」によれば、仕事での成功にもこうした要素が不可欠になりつつある。変化が速い時代には、さまざまな人と柔らかくつながる能力が大事だからと調査の担当者は語」ったそうです。

男性がもっと女性のような発想で動けば、世界は好ましい方向に変わる???

男性は女性になれってこと?
男性がいらないってこと?

いやいや女性を活かすというのはそういうことでは・・・

いままで女性は,“女性”というだけで舞台に上げてもらえませんでした。女性であることでどんな能力を持っているかも試してもらえませんでした。

ですから、女性を活かすって言っているのは、まずは女性であっても舞台に上げて、どんな仕事をするかを試して欲しい。女性である前に人間としての能力を試して欲しいってことなんです。

確かに女性であること、あるいは女性として育ってきたことで女性の特性というものが、女性の中に共通してあるのかもしれません。

しかし、全部が全部当てはまるわけではない。女性だから、全員が共感、親切、柔軟、献身的であるはずがない。

女性らしくない女性は、活躍できない?
女性がなかなか活躍できないから、女性に多い特性が役に立つんだよって論法で攻めるのもいいかもしれないけれど、本質からずれている気がします。

ますます変化が早くなり、ますます複雑な社会になっていくから、多様な人材が必要。
女性は人口の半分を占めているから、もしそれを女性というだけで除外しているのであれば、人材の半分を見ていないってこと。

それでいいの?って話じゃないかな。

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