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2014年4月20日 (日)

「2014年「女性が活躍する会社」ランキング」2014.4.21日経ビジネス

仕事で子育て中の女性の方、あるいは子育てで仕事を離れてしまった方の就職のお手伝いをさせていただいております。

その仕事をしていて日々、働くっていうことを皆さんがどういうふうに捉えていらっしゃるか考えています。

生まれてからずっと一緒だった子どもを保育園に預けて働くってどういう気持ちなのかは、ずっと働いてきて産後休暇が終わったら子どもとは当然離れるものと思っていた私には想像ができません。

きっとすごく辛いだろうなって思います。

それでお母さんたちを見ていると、子どもを預けることが大変そうな割に、働く気構えっていうのがよく見えない方が結構いる。

何のために働くんだろうってお母さんの顔を見ながら考えてしまいます。

じゃ、自分はどうなのって言われると働き続けることしか考えておらず、何のためなんて考えていなかった。他人のことは言えませんね~

何のためなんてあんまり考えないなあ?
個人としてはよくわからないけど、働いているでいいのかもしれませんが、仕事として女性の就業を進める立場ですから、何のためにやっているのかって十分考えて行かないといけないなあと思っています。

始めから話が逸れていますが、日経ビジネスの“女性が活躍する会社”の記事を見ながら、いろいろ考えたこと。

最近は“女性の活躍”という言葉ばかりが言われていて、活躍というと女性の管理職割合など、女性が登用される話になってしまいます。

じゃ、女性が登用されて何がどうなるか?

企業が相手にするお客様、特に消費者向け商品を売る企業だったら、お客様は男性と女性両方がいる。というか日本では決定権は圧倒的に女性が握っている。

だから女性のことがわかる女性が企業でも活躍しなければ、消費者の気持ちをうまくつかめない?

または、労働力人口が減っていく日本で、女性を活用しなければ企業の人材を確保できない。

だから女性管理職を増やす。

そこがよく理解できません。

女性の活躍の場を広げるためには、働くお母さんを増やす方が先ではないかな~と考えます。

スポーツと同じように競技人口が増えるほど、優秀な人材が出てくるのでは?
管理職の登用が優先されているのは、企業にとってやりやすいところからやっているからではないか?

過去からしっかり取り組みを進めてきた企業の中では、しっかりしたビジョンがあって女性の登用が進められているのだろうと思います。

しかし、世の風潮に合わせて女性の登用をしている企業さんが、登用の先にあるものを見ているのか?

まさか女性の登用率が高い会社であることをアピールして企業イメージを高めるためだけに取組を進めているのでは?

私は女性ですから女性登用、もちろん賛成です。しかし、推進する側は何のためにやっているのか、きちんと理解しておいてほしい。

日経ビジネスの記事、終わりの方ですが

『企業の女性活用推進の焦点は、育児と仕事の両立支援から個々の女性社員のキャリア形成支援へと変わりつつある。』

『今後は女性社員の数を増やすという“量”の時代から、優秀な女性社員を育ててリーダーに登用するという“質”の時代へと移り変わっていく。その先にこそ、女性活用の未来はあるかもしれない。』

それは女性活用にしっかりしたビジョンを持った企業ならそれでいいかもしれないけれど、まだまだそんな段階じゃない企業ばかり、そんな企業がこれを読んで誤解しなければいいなあと思います。

普通の女性が男性と同じように普通に働きたいってことを認めてもらえる社会はまだまだ遠いですなあ~

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