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2014年4月

2014年4月29日 (火)

主張の立ち位置を理解する

女性の活躍が日本の世の中で推進されているので、女性が働く意味は何か、女性は(外に出て)働くべきか等々を自分なりに考えています。

このテーマは既存の考え、権威ある考えにとらわれずにしっかり考えて、自分なりに納得できる答えを出したいと思っています。

ということで、まずはいろいろ本を読んでみようと思い、本棚の中から「男女同権は女性を幸福にしない」という本を読んでみました。

2009年3月に出版された本ですので、『女性の活躍推進』ではなく、『男女共同参画社会』を取り上げた本ですが、本の帯に『「男女共同参画社会」=「一億総働きバチ社会」の下では、女性は安心して子供を産めません。』とあります。

子育ては次世代を育てる大切な仕事(あんまり適切じゃないですかね~「営み」なんて言葉がいいかな?)で、子がだんだん成長していくのをずっとそばで見ていることってものすごく意義があることなのに、それを保 育園など人様にお願いしてでもなんで働きに出るのか?

自分自身がなんで働いてきたか?

なんてことをずっと考えていますので、この本で取り上げていること一つひとつ、例えば序章「格差をつくったのは誰か」とか、第一章「「いのち」が尊重されない社会」とか、そうだなこんな視点からも考えてみない といけないなあと思うけれど、極端な例が取り上げてあって、それってほんの一部の話じゃないのかなあってこの本の主張はあんまり参考になりませんでした。

全体的に感情論になっている気もするし、そもそも著者が研究家、評論家として世間で活躍している人で、その人が女性は家庭を守って、子を育てよって言っても・・どのくらい考えてこの本書いたのかなあってがっか りしてしまいます。

多くの人がなぜ子育て=人育てという大事業よりも会社で働くことを望むのか?

経済的な理由? 自己実現? なぜ? なぜ?

惹きつけるものがあるから、多くの女性が働きたいと思うようになる。それは何か?

自分には、まだ何にもわかりません。

でもこの本を読んでわかったことがあります。

主張の立ち位置をしっかり理解して自分の主張をしないといけないこと。

政府が女性の活躍と言って女性の就労を支援しているのは、将来労働力が不足するから。

日本の労働力人口がどんどん減っていく中で、日本の国を預かる政府が、女性を労働力として活用したいと考えるのは、当然の選択。

政府という立ち位置からはその選択しかないから、そうしましょうと言っている。

それを家族の立場(視点)から、子育てができないから働くのはちょっと考えましょう・・と言っても・・・

それは国は女性の就労を促進しているけれど、我が家では子どもが小さいからまずは子育てに専念するわ、とか私は仕事も育児・家事もできそうだから働くわ など個人の問題

要は国は国、自分たちの生活は自分たちの生活って冷静に考えればいい話。

国(政府)の立場で考えるべきことと個人の立場で考えるべきこと、それは・・当たり前だけど別物。

それがごっちゃになってしまうとわけのわからない議論になってしまいます。

なにか意見なり主張があって、それに対して意見を言いたいなって思ったときに、まずはこれはどういう立場の人が発した意見あるいは主張なのかを考えて、それなら理解ができるなのか、それでもこんな問題点がある んじゃないのかなって考えていく。

意見や主張に反論したいときに、その意見や主張をしている人の立ち位置を理解しておかないと議論の焦点が絞られていないわけのわかんない反論になってしまうんじゃないかな。

2014年4月20日 (日)

「2014年「女性が活躍する会社」ランキング」2014.4.21日経ビジネス

仕事で子育て中の女性の方、あるいは子育てで仕事を離れてしまった方の就職のお手伝いをさせていただいております。

その仕事をしていて日々、働くっていうことを皆さんがどういうふうに捉えていらっしゃるか考えています。

生まれてからずっと一緒だった子どもを保育園に預けて働くってどういう気持ちなのかは、ずっと働いてきて産後休暇が終わったら子どもとは当然離れるものと思っていた私には想像ができません。

きっとすごく辛いだろうなって思います。

それでお母さんたちを見ていると、子どもを預けることが大変そうな割に、働く気構えっていうのがよく見えない方が結構いる。

何のために働くんだろうってお母さんの顔を見ながら考えてしまいます。

じゃ、自分はどうなのって言われると働き続けることしか考えておらず、何のためなんて考えていなかった。他人のことは言えませんね~

何のためなんてあんまり考えないなあ?
個人としてはよくわからないけど、働いているでいいのかもしれませんが、仕事として女性の就業を進める立場ですから、何のためにやっているのかって十分考えて行かないといけないなあと思っています。

始めから話が逸れていますが、日経ビジネスの“女性が活躍する会社”の記事を見ながら、いろいろ考えたこと。

最近は“女性の活躍”という言葉ばかりが言われていて、活躍というと女性の管理職割合など、女性が登用される話になってしまいます。

じゃ、女性が登用されて何がどうなるか?

企業が相手にするお客様、特に消費者向け商品を売る企業だったら、お客様は男性と女性両方がいる。というか日本では決定権は圧倒的に女性が握っている。

だから女性のことがわかる女性が企業でも活躍しなければ、消費者の気持ちをうまくつかめない?

または、労働力人口が減っていく日本で、女性を活用しなければ企業の人材を確保できない。

だから女性管理職を増やす。

そこがよく理解できません。

女性の活躍の場を広げるためには、働くお母さんを増やす方が先ではないかな~と考えます。

スポーツと同じように競技人口が増えるほど、優秀な人材が出てくるのでは?
管理職の登用が優先されているのは、企業にとってやりやすいところからやっているからではないか?

過去からしっかり取り組みを進めてきた企業の中では、しっかりしたビジョンがあって女性の登用が進められているのだろうと思います。

しかし、世の風潮に合わせて女性の登用をしている企業さんが、登用の先にあるものを見ているのか?

まさか女性の登用率が高い会社であることをアピールして企業イメージを高めるためだけに取組を進めているのでは?

私は女性ですから女性登用、もちろん賛成です。しかし、推進する側は何のためにやっているのか、きちんと理解しておいてほしい。

日経ビジネスの記事、終わりの方ですが

『企業の女性活用推進の焦点は、育児と仕事の両立支援から個々の女性社員のキャリア形成支援へと変わりつつある。』

『今後は女性社員の数を増やすという“量”の時代から、優秀な女性社員を育ててリーダーに登用するという“質”の時代へと移り変わっていく。その先にこそ、女性活用の未来はあるかもしれない。』

それは女性活用にしっかりしたビジョンを持った企業ならそれでいいかもしれないけれど、まだまだそんな段階じゃない企業ばかり、そんな企業がこれを読んで誤解しなければいいなあと思います。

普通の女性が男性と同じように普通に働きたいってことを認めてもらえる社会はまだまだ遠いですなあ~

2014年4月13日 (日)

「高齢世帯4割超に」2014.4.12(土)日本経済新聞朝刊

「高齢世帯4割超に」~昨日土曜日の日経新聞の朝刊1面記事です。

高齢労働省の国立社会保障・人口問題研究所の推計値で、2035年、いまから20年後の話です。
20年後・・ずっと先の話のようですが、すぐそこです。

高齢世帯の増加に伴い、生活様式全般を考える際に、やはり高齢者からの視点が重要になってくるだろうと思います。

そのことはいま直面している課題で、早急に対応をしなければならないことですが、それよりもこの記事を読んで気になったことは、どうしてこういう事態になったのかってこと。

それなりの年代の方が、それなりに結婚して子どもを産んでいれば、高齢化が進むことはないはずだけど・・ 過去において、なぜ結婚をしなくなったのか、なぜ子どもを産まなくなったのか

一人の方が気楽でいいと考える人が増えた。

出会いの場がない。

仕事がきつくて結婚や子育てどころではない。

子どもが欲しくても子どもを育てるだけの収入がない。

いろんなことが言われてきたけれど、 人間も動物であって、他の動物と同じように種の保存を考えるはずが、なぜいまの状況が生まれているのか?

子を産み育てるということをあえて選択しなくなるほど、それは魅力のないものなのか?

確か、このままだと日本の人口は約50年後に半分になると言われているけれど、50年後のことは知ったことじゃないし、あくまで予想だと思っているかもしれないけれど、いまを生きる人たちが、もっと深く考えないといけない問題じゃないかな。

2014年4月12日 (土)

「子育て女性就職支援センター」(福岡)大繁盛

4月が怒涛の勢いで過ぎて行きます。

今週はとても忙しかった。

私が働く「子育て女性就職支援センター」(福岡)、子育てで仕事を辞めてまた働こうと考える方、子育て中の方にお仕事の紹介をしています。

ここのところ、就職のあっせんを求めて来所する方が大幅に増えています。

毎年この時期はお客様が増えますが、今年は特に多く、昨日11日、今年度になってセンターにご相談いただいた方の数が、昨年度4月期の合計相談者数と並びました。

センターを訪れる方の多くが、お子さんの保育園入園の話をされます。

福岡市では待機児童解消を強く打ち出しており、それで働きたい方のお子さんの多くが保育園入園が叶ったのかなと思っています。

それでセンターの利用者も増えている?

あるいは、最近の世の中、将来の労働力不足に備え、女性を活用せよとあっちこっちで言われています。
それで女性の側も働きたいと考える方が増えたのか?

あくまで推測にすぎない話です。
利用者が増えている要因が何なのかわかりませんから、今後の利用者数も予想が出来ません。
増加にセンターが対応できるか?
そんなことを心配しています。

杞憂に終わればいいですが・・・

2014年4月 6日 (日)

ブログを書く意味~「賢者のリーダーシップ」遠藤功著 を読んで

最近ブログが滞りがちです。

自分で考えたことを文字にしているこのブログの意味ってあるのかな?って考えて、ブログを書く時間が無駄のような気がしていました。

海外経験があるわけでもなく、大した経験もなく、福岡の田舎に住んでいる者が、本や新聞を読んで感じたこと、仕事で考えたことを書いていることが意味があるのか?

自分が気づいたことをたいそうなことのように書いていても、誰もが気づく当たり前のことだし、こんな奴のブログ読む時間があるなら、ちゃんとした方の書いた本を読んでいた方がいいってみんな感じているんじゃないのか?

誰も読んでくれないブログを書く意味は?

「賢者のリーダーシップ」 この本では、日本人のリーダーシップについて、考えています。

日本企業にも、スティーブ・ジョブズ氏やカルロス・ゴーン氏のようなカリスマ・リーダーが必要か?

そうじゃない、日本のリーダーとは?っという話なんですが、 自分だけが突出するのではなく、「みんなをリーダーにしてしまう」とか、「それそれの「役割」に応じたリーダーシップが求められる」などというところを読むと自分が何をすべきなのか?

何のためにリーダーシップを求 めているのかなどなど、いろんな「何」を考えてしまいます。

そして、こういうふうに自分が自分の頭で考えることがとても大切で、それは頭が切れる奴でも、すごいことをしている奴でもないんだけれど、今自分が考えたことを文字に残すことに意味があるんじゃないかって。

人間だれしも与えられた時間は1日24時間。

大学の研究者はその24時間を研究のために使い、大企業の本社にいる人は現場とは離れた経営の中枢にかかわる仕事をするために使い、そして自分は日々現場で悩みながら、 現場の問題を解決するために使う。

一人ひとりが違う経験をしていて、当然ながら全く同じ経験をすることはない。

だから、自分が日々遭遇した事象について考えて何かを得るってことは自分だけにしかできないこと。

そんな自分だけにしか経験できなかったことから考えたことについて、ブログに書き残すことは大いに意味があることではないか。

そういうふうに考えるとブログを書く時間も自分にとって貴重な時間のように感じます。

しばらく書く気力をなくしていましたが、もう少し身を入れて書こうと思います。

「賢者のリーダーシップ」・・リーダーシップについて考える本では?

確かにリーダーシップについて考える本ですが、自分にとっては、それだけではない本でした。

2014年4月 5日 (土)

リーダーの説明責任と部下の洞察力

人事異動の季節です。お恥ずかしい話を1つ。

私の事務所で起こったことなんですが、年度初めは業務分担を見直すことになっておりまして、今年も例年通りそれが行われました。

これはだいたいトップとナンバー2で決めていくんですが、その手続きがまずかったのでしょう、部下が反乱を起こしてしまいました。
例年に比べて、個人への説明が不足しているんじゃないかなと感じていましたが、全容が見えているわけではなかったので、大丈夫だろうとトップ、ナンバー2にお任せ(ちょっと不遜な言い方でごめんなさい)していました。

また、他のメンバーに対しては、恒例のことで当然行われることだから、自分たちの方から事前にできることはやるはずだとも思っていました。
高齢もとい円熟職場で皆さんそれ相応の見識もありますから、役職じゃないとしても今年一年業務を円滑に行うためにやるべきことはやるものだと。

ところが、トップ二人が業務分担を決めて正式に発表した後、不満が出てしまいました。

いかに内部のこととは言え、組織が正式決定を発表した後に撤回はなかなか難しいものです。
それをあえて求める部下たち。

そのやり取りは、げんなりするくらいお粗末だったので、そこは省略します。
しかし、その過程で当たり前の教訓を得ました。

リーダーは十分説明を行うべきこと。
後で聞いたところによると大きく業務を変える方には十分にヒヤリングを行ったそうですが、あまり業務を変えるつもりのない方には特に意見を聞かなかったとのこと。

自分の業務が変わらなくても影響ある場合がありますから、やっぱり説明が不足していた感はあります。

それから、部下は部下でリーダーが行動をする前に予想される事態を想定して、動くべきこと。

今回自分の立場はトップに近いところで、事前にいろいろ意見を求められており、トップ側で混乱を納めないといけない立場でした。

ですから決定に異議を唱えた皆さんに対し、当然予見されることをなぜ何も動かず傍観していたか、トップの責任を問う前に自分たちの行動を振り返るべきことを伝えました。

反論はありませんでしたが、私の意見が理解されているふうでもありませんでした。
そこは残念ですが、自分が間違っているとは思いません。

上司から命ぜられることがそれほど間違っていなければ、それに従っていればいい。上司の指示を待てばよい。
そんな仕事のやり方はもうかなり以前になくなっていると思っています。

どんな業務であろうが、自分で考えて自律的に行動していく。そんな働き方が必要になっています。
それをやるために上司はできる限り組織内に情報を提供していく、そして部下は敏感に情報を集めて自分なりに考え、行動に移していく。

つまらぬゴタゴタを通じて、リーダーの説明責任と部下の洞察力さらに言えば行動力、組織に不可欠だとあらためて理解いたしました。

2014年4月 1日 (火)

消費税、今日から8%

今日、2014年4月1日。

やはりこれを書いておかないといけないでしょう。

消費税が8%に上がりました。

テレビでは、昨日の買いだめをする客で賑わう売り場の風景、今日の税率アップ後の閑散とした売り場の様子が対比されて取り上げられています。

消費税の税率アップは17年ぶりだそうです。

これが今後、日本にどのような影響を及ぼすか。

いろいろな予想が語られていますが、時が評価を下します。

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