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2014年7月 2日 (水)

「賢人の警鐘」ライフネット生命保険CEO 出口治明氏 2014.6.30日経ビジネス

日経ビジネスの連載記事「賢人の警鐘」、6月30日号はライフネット生命保険のCEO出口治明氏です。  

経営トップについて書かれた記事ですが、 まず筆者が30歳くらいの時に友人が語った言葉から始まります。  

当時、筆者は日本生命保険に勤務されており、友人は小さなお菓子屋の家業を継いでおられたそうです。

「・・世の中には2種類しかいない。決める人と決めない人だ。俺には部下が3人しかいないが、全部1人で決めなければいけない。大企業で筆頭副社長になって代表権があっても、困れば社長に相談すればいい。結局平社員と一緒だ」

「「決める人」と「決めない人」の間にはとても大きな違いがある」と書いてありますが、そうだろうなと思います。

「ナンバー2以下とナンバー1は、全く別の仕事だ。名選手と名監督は違うから、やらせてみない限り名監督は育たない。」ともあります。

こんな記事を読むとナンバー1をやってみたいと思います。記事とは違う視点ですが、ナンバー2以下として、自分がやりたいと思うことをやっていても、最終責任は自分ではないから、今一歩が踏み込めない。

ナンバー1だったらと思うことがしばしばあります。

それでもナンバー1にいる人が、その方なりにやりたいことをやってくれているのならいいのですが、年数仕事をこなしていたらなってしまった~という方が多いため、ナンバー1の機能を果たしていない。

下で働く者はやってられない気持ちになります。


それはさておき、

ナンバー1だったらというのは、ナンバー1でないからお気楽に言えることなのかもしれません。

やらせてもらったら何にもできなかったということになるかもしれません。でも、それさえ、やってみなければわからない。

「岩瀬(出口氏が最高執行責任者を譲った方)がナンバー2で私を支えてくれ、安心できるまでに育ったから社長を譲ったのではない。育てるために譲ったのだ。」

自分の会社に責任を持っていて、先を見ている方の発言ですね。

トップに登りつめたら、何をすべきかなんてすっかり忘れて、立場を守ることばかり考えている人が多い中で、こんな発言を聞いたら、嬉しいですよね。

それから記事の中には、親会社のトップ争いに敗れた方が関連会社に行く話もありますが、そこは省略して・・


以下、そうですよね~と思ったところを抜粋

「トップは孤独に耐えなければ勤まらない。」

「社長室の近くには企画部や秘書室があるし、つい近くの人間と食べに行きたくなる(部下との食事の話)。すると800人の社員は、社長は近くの人間とばかり食事に行く人だと見る。情報に踊らされない自信があっても、社員からどう見えるかはまた別だ。普通の社員は、社長が近くの人間から影響を受けたと邪推する。経営者はそこまで考えて孤独に耐えなければいけないのだ。」


「今後はグローバルな競争が激しくなり、ビジネスがとても難しくなる。M&Aや交渉事など、最後は経営者同士の勝負だ。胆力、ストレス耐性、高い能力がすべてだ。選手として優秀で、何でも報告する部下を引き上げているだけで経営者が育つだろうか。」


トップに対する警鐘ですが、トップになれない者は“ではナンバー2以下は何をするか?”、“例えトップじゃなくてもトップと同じような心構えを持つべきところはないか?”


なんて考えながら読んでもいいんじゃないでしょうか?

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