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2014年8月 3日 (日)

「中外時評 週12時間の正社員 日本社会にイケアが一石」日本経済新聞2014.8.3日曜に考える

週12時間が目を惹きました。

イケア・ジャパンが9月から新たな人事制度を適用するそうです。

イケア・ジャパンの社長ピーター・リスト氏が一番関心を持っているは人のモチベーションをいかにして高め、上手に成長させるか。

『そのためには、どんな会社にしたらいいか。まず、誰にでも成長できる機会があることだという。性別、年齢、国籍などを問わず、そして正社員、非正規社員の区別もなく、自分の力を発揮できたり新しいスキル(技能)を習得できたりする。機会の平等を言っている。

さらに、いろいろな経験を積んで職業能力を高めていくには、「安心して長く働き続けられる環境が必要」。具体的には、子育てあるいは親の介護などに時間を割くことになっても、仕事をあきらめずに済むことだ。

「長い人生のなかで、どんな局面に入っても仕事が妨げられないことが大事」という。』

『人が成長する機会を平等に設けるため、いまのパート社員全員に正社員の人事制度を適用する。正社員と同じように、ポストや報酬が上がる仕組みになる。イケア・ジャパンは本社や国内8店舗を合わせて約3400人が働き、7割がパート社員。大がかりな制度変更だ。』

『パートの人事制度を正社員と共通にするといっても、正社員と同様にフルタイムで働くのが難しい人は多い。そのため柔軟な労働時間制度も新設する。これも改革の柱だ。

1週間の勤務時間を、12~24時間、25~38時間、39時間の3つから選べるようにする。たとえば12~24時間にすれば、売り場などの人員配置がどうなるかにもよるが、今週は12時間、来週は20時間などと働く時間の調節もできる。』

今日、勉強会に参加して、女性の雇用の話をしましたが、その際に子育てをしている優秀な女性に働いてもらうためには、その方々に合わせて企業側が労働時間を短くすることが必要だという話を皆さんから聞いてきたばかりだったので、夜になって今日の日経朝刊でこの記事を見つけて、“ほう!”と思いました。

北欧の外資系企業だからなあと言わず、日本企業も追随して欲しいです。

なぜ一日の労働時間は8時間なのか? 

単純な肉体労働が減って、どんな仕事でも従事する方の創意工夫を求めていて、さらに知識労働と言われるものが増えています。

そういう仕事では、高いモチベーションが仕事の良し悪しを決めると思います。

だらだら長時間働いても意味がないとも思います。

パートタイムで労働時間が短くなってもきちんと成果が出せればいい。パートタイムの働き方しかできないのなら、1人がフルタイムでこなしていた仕事をパートタイム2人でできるように制度を変えていく。


小さな子どもを保育園に預け、お迎えに間に合わないから延長保育を使って、お迎え時間を気にしながら会社に迷惑をかけないよう精いっぱい無理をして働く。


いままでは社員の側の無理を期待した制度設計だったけれど、これからは社員の生活に合わせて企業側が制度を作りこんでいく。


そういうふうになって欲しいと思います。

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