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2014年8月29日 (金)

地域を支える方々

8月24日、福岡県の女性研修の翼第19回生の勉強会に参加しました。

福岡県女性研修の翼とは、福岡県が実施している事業で、「男女共同参画社会づくりの推進役となる女性を育成するため、海外の視察や交流等を通じて、国際的視野を広げる海外研修事業」です。

その19回生は2001年に海外研修に行くはずでしたが、アメリカで同時多発テロが起こり、その年の研修は中止、翌年に改めて事前研修からやり直し、海外研修を経験した皆さんです。

この間、長年続いてきた20人を3か国へというものから30人を2つのグループにわけ、それぞれ2か国へという形式に変わるという節目を経験されたメンバーでもあります。
研修をするという想いを2年間メンバーで共有した方々ですので、その後も連帯感を維持されており、年に2回集まっておられます。

その集まりが8月24日の勉強会でした。

勉強会は毎回、メンバーの方を講師に実施しておりますが、今回は「グリーンツーリズム」をお話いただきました。

最近“地域”がキーワードとして登場することが多く、さらに観光分野で「グリーンツーリズム」が取り上げられることも多くなっています。

ですから単にそれをキーワードと捉えている者が、「グリーンツーリズム」という言葉を聞くと、無責任にこれからの日本を支える重要な取り組み、ぐらいにしかイメージができませんが、実際に地域でこれに取り組んでいらっしゃる方の話を聞くと、そんな薄っぺらなイメージを持つことが憚られます。

他の多くの取り組みと同じように国や自治体が取り組みを提唱しています。しかし、国や自治体はあくまで法律や企画、取り組み団体への助成金や取り組みの広報やイベント的な事業予算を担うだけ。

実際に形になるところは、それを取組む地域が試行錯誤で作っていく。
グリーンツーリズムの場合、ノウハウがないところから始めて、関連する既存の法律をクリアして、実際に人を受け入れる。

ものすごい労力が必要です。それを企業のように組織を持っているならまだしも、地域の熱い想いを持った方だけで支えている。

地域全体で取り組むと言っても、必ずしも全員が賛成ではなくて、否定的な方も居る。その方々に配慮も必要。調整もしなければならない。

やっている方が充実しているんだから、いいじゃないか・・なんてレベルじゃないです。

『地域』あるいは『地方』というキーワード、それが何なのか、何が期待されているのか。
気安く使う前にいろんな実態を見ておくべきだし、考えないといけないと感じた勉強会でした。

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