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2014年9月27日 (土)

「格差があるのは良いことだ 金持ちと貧乏人を連れてこい」2014.9.29日経ビジネス 異説異論

日経ビジネスの連載記事 異説異論 ソフトブレーン創業者宋文洲氏が書いた「格差があるのは良いことだ 金持ちと貧乏人を連れてこい」を読みました。

政府が検討している「預金3000万円以上を持つ海外富裕層を対象に、訪日旅行でこれまでより長期の滞在を認める規制緩和」を取り上げ、「海外のカネを利用して日本経済を活性化させたいなら、まだまだ踏み込み不足だ。」と言われます。

そして、「移民に関するあらゆる規制緩和を進めて、海外から金持ちと貧乏な労働者をもっと日本に呼んでくるべきだと思う。均質化した日本の社会に、意図的に格差を作り出せば、日本経済は活気を取り戻すはずだ。「格差」という言葉に抵抗があるなら、所得差と言い換えてもいい。」と。

自然界でエネルギーが発生するのは、差があるからである。日本の社会は均質化しているから意図的に格差を作り出させば、日本経済は活気を取り戻すはずだと言われています。

上海に行ったときに、たった数日、それも初心者旅行でちょっと上海の上っ面を眺めただけの自分にも街のパワーが十分に伝わってきました。
それは、まだ持たざる者が必死に上を目指しているパワー、宋氏が言われるお金を持って豊かな生活を送っている人とそうではない人がいて、そうではない人が発するパワーがみなぎっているのかなと思います。

格差があるからパワーが生まれているというのは、勢いよく発展している都市を見るとそれも一理あるのかなと思います。

しかし、それが、日本に人口的に格差を作り出したとして、日本の経済と社会が変わるかというとどうなのかな? 

確かに流入してきた外国人で日本は変わるかもしれないけれど、それにあわせて日本人が変わるかというと・・・ 

そこはそう言えるかな~?っと考えさせてもらえる記事だと思いますので、気になる方は原文を読んでください。

さて、私がこれを読んで感じたことはここからでして・・・

そこまでして経済成長をする必要があるのか? なんのために成長を目指すのか?がよくわからないなあと。

記事の結論は

「結局、日本の経済と社会は、まだ余裕があるのだと思う。だが、戦後積み上げた資産を食いつぶし余裕がなくなったとき、一億総中流で居心地のよい状態は永遠には続かないといよいよ悟るはずだ。そこまで追い込まれないと、日本は変われないのかもしれない。」

そうなんだろうなと思います。

日本経済の状況に関わらず個人にお金があったら個人は心配なく生活できるかもしれないけれど、国にお金がなくてインフラの整備ができず、道路などの社会インフラがボロボロで公共サービスも貧相だったら、豊かな感覚はなくなるかもしれない。

成長している国を目指して資本が集まってきて、きれいなビルがどんどん建設されている方が自分はお金持ちでなくても豊かさを感じるかもしれない。

でもそれを実現するために無理やり・・例えば宋氏がいうような移民に対する規制緩和を緩めるような政策を取るのか?

国を預かる政治家や「日本」という視点で話をする評論家は日本が世界の中で存在感を示すような政策を支持するのかが当然かもしれない。

けれども、日本人と総称で呼ばれている中の一人ひとりは、自分がどういう生き方をするか、どういう豊かさを選択するかを考えればいいと思います。

自分と自分の家族が豊か(その定義は個々に違うでしょうが)な生活をするために、自分自身でやれることをやる。

国が豊かになって自分がやらなくても国がやってくれるのを期待していない? 

なんかぼんやりしていても国がやってくれるって思っている人が多いような気がします。それって変では?

一人ひとりは国の制度に頼らずにやっていけるようになるように日々考えて生活する。それが大事だと思います。

「国栄えて、民滅ぶ」って言葉もありますよね。国が発展しても、個々人の豊かな生活が保障されるわけではないってことも忘れないようにしないといけないとも思います。

そういうふうに考えていくと日本の成長を望んでいる人って、世界に認められる“日本”の私はその代表的政治家、あるいは代表的○○だって言いたい人と豊かな政府に守られていたい人なんじゃないかって、考えまで浮かんできてしまうのは、考え過ぎ?

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