« 「人口減 もがく自治体」2014.10.4日経新聞夕刊 | トップページ | 「日曜に考える2 中外時評 知恵は地域にあり やる気阻むカベ除去こそ」2014.10.5日経新聞 »

2014年10月 6日 (月)

「生きにくさの謎に迫る-ジェンダーとお金の流れを通して」 北京JACふくおか講座

10月4日、北京JACふくおかが主催する講座「生きにくさの謎に迫る-ジェンダーとお金の流れを通して」に参加しました。

講師は東京大学社会科学研究所の大沢真理教授、男女共同参画社会基本法が作られ、各自治体でも条例づくりに取り組んでいた頃、教科書のようにしていた本の執筆者のお一人ではなかったかと思います。

ですから当時男女共同参画に取り組んでいた方には象徴的な方かなあと思います。150人の定員に定員を超える人が集まっていたんではないかな。

内容は、日本の「高い自殺率」、「低い出生率」、「高い貧困率」をデータを使って丁寧に説明していくもので、頭の整理ができました。

しかし、講演内容よりも気になったのは集まった方々、往年の男女共同参画の著名人がどっさり。若輩者は場違い感を感じてしまいました。

会場全体の平均年齢が高く、独特の雰囲気がありまして、熱心に勉強をしている人たちが集まって自分たちで理解を深めるというのもいいだろうけれど、それではそれに関わっていない人たちが入りにくくなってしまうんだなあとちょっと考えさせられました。

会場を見渡した時、今後の日本は若い方が担っていきますから、年齢の高い者が何か行動を起こすときは、広く広報すれば若い人も来るだろうと楽観するのではなく、意識的に若い人を集めていった方がいいのではないかと感じました。

それも若い人に学んでもらうという視点ではなく、若い人を誘うことで逆に自分たちが教えてもらうことがあるはずという視点で自分たちのためにあえて多様性を求めた方がいいかなと思いました。

ところで、男女共同参画は、かつての人権問題という認識から、社会に必要なもの、社会を良い方向に変えていくツールの一つという認識に変わってきたのではないかと考えています。

男女共同参画基本法ができる頃くらいまで、男女平等を求めて闘ってきたけれど、基本法が定着した今は、よりよい社会にするため、男女に関わりなく求められる役割をこなし活躍していく方がいいんだという考え方に落ち着いてきているんじゃないでしょうか。

いままで熱心に取り組んできた方々がいたからこそ、日本に男女共同参画が定着したことを忘れないようにしなければいけませんが、いまや活動が大きく変容しており、かつての活動と連続性がなくなったように感じています。

« 「人口減 もがく自治体」2014.10.4日経新聞夕刊 | トップページ | 「日曜に考える2 中外時評 知恵は地域にあり やる気阻むカベ除去こそ」2014.10.5日経新聞 »

備忘、メモ(考えたこと、感じたこと)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1460910/57588487

この記事へのトラックバック一覧です: 「生きにくさの謎に迫る-ジェンダーとお金の流れを通して」 北京JACふくおか講座:

« 「人口減 もがく自治体」2014.10.4日経新聞夕刊 | トップページ | 「日曜に考える2 中外時評 知恵は地域にあり やる気阻むカベ除去こそ」2014.10.5日経新聞 »