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2014年10月14日 (火)

グローバル化ができていないのは若者のせい?

職場で切り抜きをされた新聞記事の中に、10月11日西日本新聞の夕刊記事で「海外で働きたい12% アジア最低 日本の若者「保守的」」というものがあり、それが本当に保守的なことなのか?っと疑問に思っています。

記事には、人材サービス会社アデコの調査とありますが、この調査結果はアデコが今年5月にプレスリリースしたもののようで、なんで今頃?というのがまずあるのですが、そこは置いといて。

この調査の対象は、ベトナム、タイ、マレーシア、韓国、シンガポール、香港、台湾、中国、そして日本の9つ。そして対象人数は948人。

9つの国・地域で900人強ということは各国100人程度?

国・地域によってバラつきはあるでしょうが・・・それで各国の傾向を見て大丈夫なの?って思ってしまうのですが・・・

それから、海外といっても感覚が違うというのもあるかと。

国どうしが接していて、昔から交流が多く、言葉の壁があまりない国と日本のように島国だと、海外で働くっていう感覚はだいぶ違うような気がします。

また、自国よりは海外で働いた方が稼げる環境の国に対し、衰えたとはいえ、国内企業に就職する方がまだ収入が期待できる日本と単純に比較できるか。


今の大学生を見ていて、機会があれば、短期間かもしれないけれど海外に留学する学生がゴロゴロいて、日本の若者が海外に関心がないなんて感じません。

日本の企業に就職をして海外赴任をしてみたいなんて人は結構いるような気がするけれど、そういう人はこの調査では「海外で働きたい」には入らないのでは?

結局、経済的な面から見ると、なんのためにグローバル人材にならないといけないかというと、成長著しい国があって、そこで戦える人がいないと成長の恩恵が受けられないから。
でもそのために若い人が、低収入を覚悟で海外に出かけていって苦労してグローバル人材になるっていうのでいいのか?

そんなことより、手っ取り早く、今ある企業が海外に出て行けばいい。

失敗もするだろうけれど、若者が海外に出ないことには日本のグローバル化ができないなんてことを考えているより、よっぽど自然。

日本企業の経営者、40代、50代、60代、70代でしょうか、が海外に出ていけないのが問題なのに、何やら若者のせいにしているような気がしてしまうんですけれど・・・

一通り身の回りのものが揃っていて、お金は精神の充実に使うような豊かな国の若者とガツガツしなければ欲しいモノが手に入らない国の若者と比べて、豊かな生活を捨てて海外に出ることを保守的と言ってしまうのは間違っているんじゃないか?

経営者が、「年取ってもう海外に出る元気がない」なんて言っているとしたら、あなたには従業員の生活がかかっているんだから年もなんもないでしょう、責任もって海外でもなんでも稼げるところに行ってくださいって考えてしまうのは間違っているのかな?

なんか何でもかんでも若者のせいにしていない?って考えてしまうんですけれど・・・

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