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2015年2月15日 (日)

地方、「イクボス」よりもすることが・・

「イクボス」・・よく聞くようになりました。
昨日の日経新聞の女性欄もイクボスでした(2015.2.14朝刊 31面『「イクボス」こうつくる』。

労働相談でよく「東京と福岡は10年の開きがある」と言われます。いま福岡の労働相談で増えている相談内容は、東京では既に10年前から増えていた。

労働問題の発生度から職場の環境全般を判断するのは乱暴かもしれませんが、福岡(地方)の職場環境整備や人事・労務管理は東京に比べ10年くらい遅れているんじゃないかと思います。

わざわざ労働問題を持ち出すまでもなく、それは女性の活躍推進ということでメディアで紹介され、知ることが多くなった企業の女性の実態についても、福岡の実態とはちょっと違うな~と感じることでも言えるかもしれません。

あくまで首都圏のほぼ大企業の話よね・・です。

そんな中で、地方で「イクボス」の取り組みをしなくては・・となるとそれよりもすることがあるよねとがっかりしてしまいます。

もちろん、しないよりした方がよいし、地方の企業でも既に取り組む段階に来ている企業もあると思います。

でも、地方ではまだ、女性を職場の同僚としてきちんと認められていない。
子育てをしているいないに関わらず、女性を補助業務要員と見ている人が多い。男性のみならず、女性も。

男女雇用機会均等法や育児介護休業法の努力義務規定を尊重している企業もそれほど多くない。禁止規定さえ、危ない企業もちらほら。

いまだにセクハラ発言あり、深刻なセクハラが多数発生している。


地方では、かつて東京で行われたように、まずは、女性を男性と同等の労働力と見て女性を職場に増やすことから始めることが、必要だと思います。

男女にこだわらず採用することから。

また、上司段階ではなく、まだ経営者が女性の働き方を理解していないのでは? まずはそこから。
女性が働きやすいように、法に規定されている最低限の基準をクリアする。

「イクボス」・・・いい響きですよね。企業のPR効果も高い。

でもそれに飛びつくより、もっとすることがあるってことを忘れないでほしい。

それは当たり前で地味なことばかりだから、スルーされるんじゃないかと心配してます。

イクボスは増えたけれど、その対象は、(女性がいなくて)子育て中の男性社員ってことになるんじゃないかと・・。

それはそれで子育て世代対策としてはいいかもしれないですが・・・。

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