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2015年8月11日 (火)

伝承

伝承~日本の文化の話ではなく、職場の仕事の話です。

私の職場、危機的な状況になっているなと感じてます。
我が事務所は大きなくくりでいうと「相談」という業務をしております。
法律に則ったアドバイスをするところで、職員には専門性が求められ、日々の勉強が必要になります。各職員が心掛けておかないと利用者の方にいいサービスを提供できません。
ここ数年、そのサービスの質が大きく低下しているように感じています。
公的な部門に限らず、各社員・職員の能力には差(向き、不向きもあり)があって、その業務遂行に高い能力を発揮する人とそれほどでもない人が混ざっているのがまあ普通かなと思います。

優秀な人ばかりが集まっている職場っていうのもありますし、できればそんな職場がいいんで、出来が悪いと見なされた時点でその人を排除して、優秀な集団を保っているところもあるみたいですが、そんなことができるのは非常に限られているでしょう。

それで、玉石混交(あまり適当な表現ではありませんが)の職場の中では、優秀な人が何かと皆さんを引っ張って職場の雰囲気を作っていく。

人事でも優秀な方を転勤させる際は、その方に替わる方を配置する。それで、人が替わっても職場の雰囲気があまり変わっていないなんてことはよくあります。

それが続いていない・・というのが今の我が職場です。
この数年、キーパーソンがいない。というより、キーパーソンになろうとする人を長くいる人が潰しているような感じさえあります。
そうなると、優秀な人が一人入ってきても組織がかわらない。
優秀な人でも一人では何もできなくて、その人についていく人がいないと駄目なんだなあと、目の前で起こることを見ながら実感しています。
組織を変えてくれそうな人を2,3人投入して、いっきに雰囲気を変えるしかないと思うのですが、組織全体のバランスからいうと人事がそう大胆に動いてくれる可能性は薄い。
現員の中でどう職場を変革していくか? 

「相談」という仕事では、売上のような業務の成果を表す指標がありません。数字で表わせないから、一人ひとりが相談者に満足してもらっているかどうか、常に気にかけておくべきですが・・・
相談をした方が満足したかどうかなんてどうでもいい。
相談した方が満足を感じていないことがわからなければ、自分たちの仕事がまずいと気がつくこともない。

しばらく難しい状況が続きそうです。

数年前にちょっと変だなと思った時に手をつけていれば、少しは違ったかもしれませんが、危機感を感じても何もしないことが、徐々に組織を蝕んでいく。
そうならないように、職場で培われた良い風土・文化は絶やさないようにしないといけない。
なくなったものを再び取り戻すためにはとてもエネルギーがいるってこと・・日々学んでいます。

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