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2016年1月10日 (日)

「「何を得られるか」より「何を与えられるか」」DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー2月号

2016年を迎えて、雑誌や新聞は新年らしい企画や大物インタビューが載っています。


日経ビジネス2016.01.11は「一億総無責任社会 日本が危ない 先送り経営と決別せよ」
ざっと見ただけですが、ファーストリティリング会長兼社長、柳井正氏の「レガシーを全部壊そう」は、読んでスッキリしました。難民の問題にも触れていて、世界的な視点を感じました。

今日2016年1月10日日本経済新聞朝刊「日曜に考える」は「300年成長を続ける企業へ ソフトバンクグループ社長 孫正義氏」

ソフトバンクや孫氏については、書かれたものはたくさんあって、どれを読んでいいのかよくわからないので、あまり読んでいません。

今日は本人のインタビュー記事が一面を使って載っていたので、何はさておき読んでみました。

本人が語るソフトバンクや孫氏はずっと先の世界にいる・・ちょっと月並み、またはわかりにくい表現ですが、そう感じました。

そして、DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー2月号

「人を巻き込む技術」という特集です。

そのなかで「「何を得られるか」より「何を与えられるか」」というタイトルに惹かれて、アステラス制約代表取締役社長CEO 畑中好彦氏のインタビュー記事について

マーカーを引きながら読みましたので、備忘として

全体的には、

「社内外を巻き込むためにどのようなリーダーシップを発揮してきたのか。リーダーのあり方について」インタビューした記事

まずリーダーの役割について

「リーダーの意思決定はトレードオフの連続です。何かを始める代わりに何かをやめる。何かの優先順位を上げる代わりに何かの優先順位を下げる。今日までの成功を否定し新しいことを始める。リーダーの役割は、このトレードオフを決断し、それを部下に納得させることだと考えています。」

やめる、さげる、否定する側の職種の人に大きなインパクトを与えることについて

「(インパクトを与えることになるのは)せっかく構築した居心地のいい世界が、リーダーの決断によって破壊されることになるからです。
リーダーの決断の真意が、将来につながる持続的で魅力的な組織を構築することにあっても、彼らにとっては関係ありません。そこでリーダーの決断を快く思わない人が出る可能性は否定できません。」

「そこで重要になるのが、トレードオフの決断を行う時の「軸」です。」

「私たちは何のために存在し、何を成し遂げようとしているのか。この軸がぶれないことが、人を巻き込むうえでの必須条件になります。
大義があって、しまも、それに一貫性があり、すべての社員がそのことを理解する。つまりミッション、ビジョンがクリアで確固たるものであれば、一見快く思えない決断でさえも、そこに向かって一緒に進んでいけると思います。
納得感が得られれば、人間はそれを推進しようと考え始めます。自分には何ができるのか、何をすればその決断に貢献できるのか。そんな姿勢に変わっていくのではないでしょうか。」

リーダーとして気を付けていること、工夫していること

「一つ目は「何のためにやるか」、ここに一貫性があることを理解してもらうことです。そのため、繰り返し、繰り返し同じことを伝え続けるように意識しています。その時に大事なのが、どこに行っても同じトーンで伝えることです。」

「二つ目は、言葉を吟味することです。メッセージを伝えるということは、私の言葉がすべての社員にインパクトを与えることを意味します。そのため、言葉の一つひとつに気を使います。」

「三つ目は、「このような方針でやる」「今後はこの点が重要になる」というメッセージを発し、その後の下される意思決定までを、すべての社員、すべての組織に理解してもらい、納得してもらえるようにすることが重要です。」

そのほか

「意思決定とその背景まで含め、社員の視点から見るとどのように映るかを、常に意識しています。」

「自分が担うべき譲れない部分は常に決めています。これはリーダーとして持つべき覚悟です。ただし、逆に言えばその部分さえ」確固たるものにしておけば、かなりの権限を委譲することができます。」

「常に上司にお伺いを立てようとする人を「さぼっている」と言っています。」

「(マネジャークラスの人材に多様性のある組織のほうがいいと言っていることについて)人を巻き込める人がいる一方で、組織には人に巻き込まれやすい人もいなければならないという意味です。転じて、人を巻き込むことができて、なおかつある時は人に巻き込まれることもできる人になるべきだという想いも込めています。そういった人材が多くいるほうが、組織は強くなると思っているからです。」

「リーダーシップとフォロワーシップの同居」
以上、気になるのほんの一部分をあげてみました。

リーダーの立場の方だけでなく、リーダーに従う側、いわゆるフォロワーからも参考になるインタビュー記事です。

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