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2016年1月

2016年1月24日 (日)

豊かな国

甘利経済再生担当大臣の国会でのしどろもどろの答弁をテレビでチラリと見て、真実がどうのと思う前に、こんな姿をさらすようなら、もう少し考えて行動すればいいのにとがっかりしてしまいます。
国のリーダーさえこんなふうだから、一般日本人は推して知るべし・・か・・・ なんて、自分の情けなさも仕方ないなんて言い訳に使ったりして・・


さて、労働組合交渉なるものにその他大勢の一人として参加しました。

我が社長さんが、ちょっとやり手の社長さんのお願いを聞いて新しい事業に協力することを約束されまして・・・

その事業内容を詰めよと命じられた部長さん、課長さんたちが、現場の意見も聞かずに事業スキームを作ってしまったものだから・・・

そんなんおかしいだろ! 

第一お客様のことまったく考えていないじゃない。

そんな事業を始めたら現場の士気がガタ落ちだし、そもそも実行不可能。

ということで、労働組合交渉に発展しました。

詳しいことはお伝えできませんが・・・

担当課長さんに何を聞いても、「組合との合意ができたら、我が課と現場で作る協議会にお諮りして、その場で・・・」
リーダーシップを取ろうなんて気はさらさらなし。

課長さん、あなたはどう考えているんですか? 
組織のトップとして、この事業をこうするつもりだっていう気持ちないの?

課長さんは、上から言われたから仕方なくやってますモード全開。
それで動かされる部下たちのこと想像してみてください。


そして労働組合、そんな課長さんたち軍団に対峙して、結果・・
交渉が決裂してはいけないので、「止むをえないと判断し・・」

はあ?

闘う気まるでなし。

おりしも新年賀詞交換会の時期。労働組合主催の交換会も各地で開催されます。
そしてそこに参加された元組合幹部。 
○○先生(議員のこと)と話をしてうんぬんかんぬん と会場の様子を自慢げにお話になれておられました。

労働組合はいずれの組合も組織率が落ちて、結果特定の方が役員を務められて、そしてその後は上部組織の役員になっていく。
もしくは組合推薦の議員さんに立候補。

やれやれです。

組織の長はリーダーシップなんて無縁、労働組合は組合員の生活よりも自分の組合的出世。 その他大勢は、そんな状況をわかっているけれど、諦めモード。
我が組織だけじゃないと思うけど・・・


それでどうにかなっている日本の国って、豊かなんだろうなって思います。

でも、このままじゃ先が見えている。

自分だけは適当に仕事してても、自分だけは自分の出世だけを考えていても、わかっているけど自分だけジタバタしても、
・・・そんな一人ひとりの気持ちが、若い方にツケを回していくんだと思います。

じゃどうすればいいんだろう。

ある程度満ち足りた環境にいるのに、将来どうなるかわからないから頑張らなければって気持ちは、なかなか起こらないですよね。
落ちるまで落ちるしかないのかなあって最近諦めの気持ちが強くなっています。

2016年1月10日 (日)

「「何を得られるか」より「何を与えられるか」」DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー2月号

2016年を迎えて、雑誌や新聞は新年らしい企画や大物インタビューが載っています。


日経ビジネス2016.01.11は「一億総無責任社会 日本が危ない 先送り経営と決別せよ」
ざっと見ただけですが、ファーストリティリング会長兼社長、柳井正氏の「レガシーを全部壊そう」は、読んでスッキリしました。難民の問題にも触れていて、世界的な視点を感じました。

今日2016年1月10日日本経済新聞朝刊「日曜に考える」は「300年成長を続ける企業へ ソフトバンクグループ社長 孫正義氏」

ソフトバンクや孫氏については、書かれたものはたくさんあって、どれを読んでいいのかよくわからないので、あまり読んでいません。

今日は本人のインタビュー記事が一面を使って載っていたので、何はさておき読んでみました。

本人が語るソフトバンクや孫氏はずっと先の世界にいる・・ちょっと月並み、またはわかりにくい表現ですが、そう感じました。

そして、DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー2月号

「人を巻き込む技術」という特集です。

そのなかで「「何を得られるか」より「何を与えられるか」」というタイトルに惹かれて、アステラス制約代表取締役社長CEO 畑中好彦氏のインタビュー記事について

マーカーを引きながら読みましたので、備忘として

全体的には、

「社内外を巻き込むためにどのようなリーダーシップを発揮してきたのか。リーダーのあり方について」インタビューした記事

まずリーダーの役割について

「リーダーの意思決定はトレードオフの連続です。何かを始める代わりに何かをやめる。何かの優先順位を上げる代わりに何かの優先順位を下げる。今日までの成功を否定し新しいことを始める。リーダーの役割は、このトレードオフを決断し、それを部下に納得させることだと考えています。」

やめる、さげる、否定する側の職種の人に大きなインパクトを与えることについて

「(インパクトを与えることになるのは)せっかく構築した居心地のいい世界が、リーダーの決断によって破壊されることになるからです。
リーダーの決断の真意が、将来につながる持続的で魅力的な組織を構築することにあっても、彼らにとっては関係ありません。そこでリーダーの決断を快く思わない人が出る可能性は否定できません。」

「そこで重要になるのが、トレードオフの決断を行う時の「軸」です。」

「私たちは何のために存在し、何を成し遂げようとしているのか。この軸がぶれないことが、人を巻き込むうえでの必須条件になります。
大義があって、しまも、それに一貫性があり、すべての社員がそのことを理解する。つまりミッション、ビジョンがクリアで確固たるものであれば、一見快く思えない決断でさえも、そこに向かって一緒に進んでいけると思います。
納得感が得られれば、人間はそれを推進しようと考え始めます。自分には何ができるのか、何をすればその決断に貢献できるのか。そんな姿勢に変わっていくのではないでしょうか。」

リーダーとして気を付けていること、工夫していること

「一つ目は「何のためにやるか」、ここに一貫性があることを理解してもらうことです。そのため、繰り返し、繰り返し同じことを伝え続けるように意識しています。その時に大事なのが、どこに行っても同じトーンで伝えることです。」

「二つ目は、言葉を吟味することです。メッセージを伝えるということは、私の言葉がすべての社員にインパクトを与えることを意味します。そのため、言葉の一つひとつに気を使います。」

「三つ目は、「このような方針でやる」「今後はこの点が重要になる」というメッセージを発し、その後の下される意思決定までを、すべての社員、すべての組織に理解してもらい、納得してもらえるようにすることが重要です。」

そのほか

「意思決定とその背景まで含め、社員の視点から見るとどのように映るかを、常に意識しています。」

「自分が担うべき譲れない部分は常に決めています。これはリーダーとして持つべき覚悟です。ただし、逆に言えばその部分さえ」確固たるものにしておけば、かなりの権限を委譲することができます。」

「常に上司にお伺いを立てようとする人を「さぼっている」と言っています。」

「(マネジャークラスの人材に多様性のある組織のほうがいいと言っていることについて)人を巻き込める人がいる一方で、組織には人に巻き込まれやすい人もいなければならないという意味です。転じて、人を巻き込むことができて、なおかつある時は人に巻き込まれることもできる人になるべきだという想いも込めています。そういった人材が多くいるほうが、組織は強くなると思っているからです。」

「リーダーシップとフォロワーシップの同居」
以上、気になるのほんの一部分をあげてみました。

リーダーの立場の方だけでなく、リーダーに従う側、いわゆるフォロワーからも参考になるインタビュー記事です。

2016年1月 8日 (金)

「フェルドマン博士の日本経済最新講義」ロバート・アラン・フェルドマン著

人気ブログ「Chikirinの日記」で2015-2016年、読んでおく本として紹介されていたので読んでみました。


世界経済と日本、アベノミクス、エネルギー政策、労働市場、少子高齢化、地方再生と日本の問題がわかりやすく記述されていて、頭の整理をするときに使えるなと思いました。

やはりそうよねと思うところと、そういう見方もあるのねと思うところがあり、一つの見方として参考にして、自分なりに各テーマについて考えてみる本だなと感じました。

Chikirinさん、若者に人気がありそうだから、この本、若者に読まれるだろうけれど、読んだ若者は何も考えずにこれを正解と思わないかな。



医療費のところで、医療費が多い原因として入院日数があげられていたのは、いわゆる病床数の問題として医療保険では病床数の多さが医療費増につながるとして当たり前に言われていることですが、入院日数を減らすということが、人間の尊厳にかかわる問題なんだなと。


長期的には健康であり続けるということで、予防医療を充実させるということがあるのだけれど、いったん病気になってしまうと、著者がフランスの「深眠法」に言及しているように、自分がいつ死ぬか、どう死ぬかまで考えることになるので、簡単に決められないですね。


フランスは「深眠法」という一つの選択をしたけれど、日本ではきちんと議論しようという人は多くないんじゃないかな。

ちなみに深眠法は『詩を間近にした患者には延命治療をやめ、昏睡状態におくということです。』以上、本記述より引用


労働市場について、「同一労働同一賃金」と「適材適所」がまず挙げられていましたが、このワードは“まさに!”って賛成します。


同じ仕事内容であれば、正社員だろうとパートだろうと同じ賃金単価。


仕事が自分の能力に合わなければ、次の仕事に移れるチャンスがあり、 会社の中でもいまのプロジェクトに必要な人材を求めて、それが終わればその人はまた自分が生かせる部署に配属されてバリバリ活躍できる。

新卒で会社に入って、定年までその会社で働くことに社会がこだわっているから、仕組みが変わらない。

くびになる心配をせずに働けたらそれが良いけれど、でも身分だけじゃなくてやはり仕事の中身も大事。


会社にこだわって自分がやりたい仕事、できる仕事と違う仕事をし続けるのは、その人にとっても会社、ひいては社会にとっても損失。

仕事で就職の支援や労働問題の相談を受けていると、もう少し転職市場が整備されて、辞めてもあまり条件が変わらない、自分のやりたい次の仕事が短期間で見つかるようになれば、労働に関する多くの問題が解決するだろうと常日頃考えています。

・・・う~ん、それが整備されて自分が今の仕事を辞めるかというと・・・いかに自分が終身雇用にとらわれているを感じます。。

ここの章、もう一度じっくり読み直します。

2016年1月 3日 (日)

「国際金融70年目の挑戦者 アジア投資銀初代総裁 金立群」2016.01.03日本経済新聞(朝刊)

元日の新聞は、力が入っていて、一年の始まりを感じさせてくれるものの一つです。

しかし、今年の日本経済新聞はすぐにでも読みたいという記事が少なく、これから読もうかなという状態です。

そんな中で1日から始まった「アジア ひと未来」という連載の2回目、1月3日付の記事に惹かれました。

ちなみに第1回元日は、ソフトバンクグループ副社長の ニケシュ・アローラ氏です。

『「中国は発展し、余裕ができた。我々の出番が来たのだ」。2015年10月、米国の首都ワシントン。英語でよどみなく語る男の話に聴衆は聞き入った。金立群(66)。 中国が主導してつくったアジアインフラ投資銀行(AIIB)初代総裁だ。

現在の国際金融秩序は第2次大戦後に米国が築いた。その米国で金は訴えた。「70年たち、世界の景色は変わった」 新たな世界は中国を軸に動く――。・・・』

向学心があり、優秀で人並み外れた努力家。文化革命を経験した方。

『高校生だった1968年、文化大革命を進める毛沢東が知識青年を農村で再教育するよう指示した。憧れの英語教師がいる高校に進学し「英語の辞書を丸暗記していた」(母校の元教師、李頴達=74)という金も江蘇省の農村に赴いた。  

過酷な農作業に耐えかね、周りの青年は次々に勉学を諦めた。金はひとり、ランプを頼りに深夜までシェークスピアなどの原書を読みふけった。  

村の住人、張春元(69)は金が李白の詩を口ずさんでいたのを覚えている。「天が私という人を生み出したのだから、必ず役に立てることがあるはずだ(天生我材必有用)」。』

記事の最後は、

『金だけでなく習近平(62)ら今の中国の指導層は青春期に文革という辛酸をなめた後、高度成長をなし遂げた世代だ。植民地主義に踏み荒らされた屈辱の歴史を経て、米国に次ぐ大国として再び世界の覇権をうかがう今の中国の姿と重なる。ときに過信とも映る強気の根底には生と死が隣り合わせの泥沼をはいあがった彼ら一人ひとりの執念がある。』

昨年、少しばかり世界史をかじって、いままでの世界史は西洋史だなあって感じました。

欧米が世界を支配してきた。 支配された側からの記述が少ない。

日本はうち閉じこもっていて、国内の情報しかないから、意識して世界を見ないといけないなと感じましたが、日本にいて自分が手に入れられる情報はほとんどが欧米のもの。

日本だけの情報よりも視界が広がるとは思いますが、もっとアジア発の情報も知らないといけないのではないか?

中国=中華思想と結びつけて考えてしまいますが、バランスいい視点を持つためには、自国の中国及び自国周辺のアジアをとても意識している中国が発信する情報、中国の著名な方々の行動・発言をもっと知る必要がある。

そんなことを考えながらこの記事を読みました。

2016年1月 2日 (土)

今年もよろしくお願いします!&リアル本屋巡り

あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いします。

まだ2日ですが、実家への帰省も済ませ、もう新年の仕事モードです。

別に仕事熱心というわけではなくて、

今年は仕事始めが月曜日なので、月曜日から週末まで一週間お仕事。いきなりフルスロットルですから、準備も早めにした方がと思っているだけです。

しかし・・・

自分で熱心とは言えませんが、自分の人生の貴重な時間を使っていますから、今年も納得できる仕事を精一杯やって行こうと思っています。
年末になってそれが自己評価で何点になるのかわかりませんが、合格点を目指してがんばります。

さて、年末年始。買い物と帰省のついでにリアル本屋さんに行きました。

ゆめタウン博多店の紀伊國屋書店、イオンモール佐賀大和のくまざわ書店、ゆめタウン佐賀店の紀伊國屋書店

3件とも大型ショッピングモールの中の書店ですが、それぞれ特徴があって、いつもネットの本屋でお買い物をしていて、それで満足しているんですが、やはりリアル本屋さんに足を運ばねばと思いました。

ゆめタウン博多店の紀伊國書店は目的の本があって立ち寄ったので、ゆっくり店内を見て回ったわけではありませんが、エンターテイメント性が強いかなと感じました。

私の好きな活字一杯の本がもう少し欲しいかなと思う反面、本屋全体がおもちゃ箱的な感覚でいろんな本が集めてある・・あくまでも個人の感想です。

本が大好きな人、それほどでもない人が今本屋に何を求めているか・・・ゆっくり観察するとそんなものが見えてくるのかなって感じました。

それから、佐賀。

イオンモール佐賀大和のくまざわ書店は実家に行く際に時々立ち寄るお店です。
品揃えはもう少しって思うんですが、入口近くのコーナーに並べてある本が、他の店とは一味違っていて、尖がっていて素敵。

自分がよく読んでいる分野でもへぇ~こんな本が出てるんだというものを発見して、つい手が出てしまいます。

頻繁に足を運べたらいいなっと思うお店です。

そしてゆめタウン佐賀店。本日行きましたが、お店全体がものすごい人出。人に圧倒されて、目的の本をつかんでさっさと精算して出てきただけですが、本の品揃えがいい。

それだけいろんな人がたくさん来るってことでしょうが、自分家の近くにこんな書店があったらなあって思います。

ということで、今年もたくさんいい本を見つけて、しっかり読んで、じっくり考えるつもりです。

昨年はブログがあまり書けず、書かないと思考力も文章力も落ちるんだなあと感じたので、今年はできるだけ更新をしたいと思います。

したいと思うことがいっぱいあるので、どれだけ実行できるかわかりませんが・・

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