« 「国際金融70年目の挑戦者 アジア投資銀初代総裁 金立群」2016.01.03日本経済新聞(朝刊) | トップページ | 「「何を得られるか」より「何を与えられるか」」DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー2月号 »

2016年1月 8日 (金)

「フェルドマン博士の日本経済最新講義」ロバート・アラン・フェルドマン著

人気ブログ「Chikirinの日記」で2015-2016年、読んでおく本として紹介されていたので読んでみました。


世界経済と日本、アベノミクス、エネルギー政策、労働市場、少子高齢化、地方再生と日本の問題がわかりやすく記述されていて、頭の整理をするときに使えるなと思いました。

やはりそうよねと思うところと、そういう見方もあるのねと思うところがあり、一つの見方として参考にして、自分なりに各テーマについて考えてみる本だなと感じました。

Chikirinさん、若者に人気がありそうだから、この本、若者に読まれるだろうけれど、読んだ若者は何も考えずにこれを正解と思わないかな。



医療費のところで、医療費が多い原因として入院日数があげられていたのは、いわゆる病床数の問題として医療保険では病床数の多さが医療費増につながるとして当たり前に言われていることですが、入院日数を減らすということが、人間の尊厳にかかわる問題なんだなと。


長期的には健康であり続けるということで、予防医療を充実させるということがあるのだけれど、いったん病気になってしまうと、著者がフランスの「深眠法」に言及しているように、自分がいつ死ぬか、どう死ぬかまで考えることになるので、簡単に決められないですね。


フランスは「深眠法」という一つの選択をしたけれど、日本ではきちんと議論しようという人は多くないんじゃないかな。

ちなみに深眠法は『詩を間近にした患者には延命治療をやめ、昏睡状態におくということです。』以上、本記述より引用


労働市場について、「同一労働同一賃金」と「適材適所」がまず挙げられていましたが、このワードは“まさに!”って賛成します。


同じ仕事内容であれば、正社員だろうとパートだろうと同じ賃金単価。


仕事が自分の能力に合わなければ、次の仕事に移れるチャンスがあり、 会社の中でもいまのプロジェクトに必要な人材を求めて、それが終わればその人はまた自分が生かせる部署に配属されてバリバリ活躍できる。

新卒で会社に入って、定年までその会社で働くことに社会がこだわっているから、仕組みが変わらない。

くびになる心配をせずに働けたらそれが良いけれど、でも身分だけじゃなくてやはり仕事の中身も大事。


会社にこだわって自分がやりたい仕事、できる仕事と違う仕事をし続けるのは、その人にとっても会社、ひいては社会にとっても損失。

仕事で就職の支援や労働問題の相談を受けていると、もう少し転職市場が整備されて、辞めてもあまり条件が変わらない、自分のやりたい次の仕事が短期間で見つかるようになれば、労働に関する多くの問題が解決するだろうと常日頃考えています。

・・・う~ん、それが整備されて自分が今の仕事を辞めるかというと・・・いかに自分が終身雇用にとらわれているを感じます。。

ここの章、もう一度じっくり読み直します。

« 「国際金融70年目の挑戦者 アジア投資銀初代総裁 金立群」2016.01.03日本経済新聞(朝刊) | トップページ | 「「何を得られるか」より「何を与えられるか」」DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー2月号 »

ナカキラ的読書記録、参考本・参考資料」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1460910/63365531

この記事へのトラックバック一覧です: 「フェルドマン博士の日本経済最新講義」ロバート・アラン・フェルドマン著:

« 「国際金融70年目の挑戦者 アジア投資銀初代総裁 金立群」2016.01.03日本経済新聞(朝刊) | トップページ | 「「何を得られるか」より「何を与えられるか」」DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー2月号 »