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2016年5月 8日 (日)

「全小中高に無線LAN 電子教科書に対応」2016.05.08日本経済新聞(朝刊)

今朝の日経新聞トップに「全小中高に無線LAN」という記事がありました。

教科書の内容をタブレット端末などに収めた「デジタル教科書」の普及に向け、総務省が2020年までに無線LAN「Wi-Fi」を導入する方針だそうです。

学校のことなのに総務省?と思ったのですが、通信に関することなので総務省なんでしょうね。

子どもが大きくなって学校教育に縁がなくなったので、「デジタル教科書」のこともへぇ~という感じで、児童、生徒が全員タブレット端末あるいはスマートフォンを持つのか~と世の中進んだなあと思います。

タブレット端末を使うためには、無線LAN環境が必要ですが、

通信は素人で、家では家族それぞれがPCやスマホを使った際にやたら使い勝手が悪くなる無線LAN環境の中にいる私には、クラス全員が一斉にタブレット端末を使うような環境に耐えれる無線LAN環境でどんなものか想像もできません。

『文部科学省の専門家会議は4月、デジタル教科書を20年度に導入することを提案した。音声や動画を盛り込めるため、学習内容の理解が深まりやすいとされる。

教科書の内容をタブレット端末に取り込む際などには無線LANの環境が欠かせない。

正式な教科書に位置づけるには法改正が必要なほか、端末代金を誰が負担するかなどの課題が残る。このため導入には国民的な理解とネット環境の整備の両方が必要不可欠だ。』

導入費用のうち、国が補助するのは半分の5割なので、あとの半分をどこが負担するのか、あるいは運用費用を誰が負担するのか、元々デジタル教科書も文科省の専門家会議が提案した段階で、端末代金を誰が負担するかさえ、決まっていないとすれば、総務省、急ぎ過ぎではと感じてしまいます。

さらには、

『大半の学校は地域の防災拠点に指定されており、地震などの災害が起きれば多くの住民が避難する。

4月の熊本地震では大手携帯会社の基地局が一時数百カ所で止まり、周辺地域で携帯電話が使いにくくなった。無線LANの設備が地震などで被害を受けていなければ交流サイト(SNS)や電子メールなどを通じて、安否確認や支援物資の情報収集がすぐにできるようになる。』

なんてことも書いてあって、先に整備ありきな感じがしてしまいます。

本当に防災のために無線LANが必要なら、学校に限定せずにもっと大きな視点でどこに整備するかを考えないといけないのではないかなと思います。

記事の終わりには、

『学校によっては無線LANを整備しても、もともとの回線が大規模な通信に堪えられないところもある。そうした学校には文科省の補助金を活用して、回線の大容量化を進めるように促す。』なんて記述もあって、本当に大丈夫なのって、不安になります。

ICTのインフラ整備はとっても大事なことと理解しているつもりだけれど、この記事は釈然としないことばかりでした。

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