« 「仕事に効く教養としての「世界史」Ⅱ」出口治明著 | トップページ | 「さらばメール、仕事もチャットで」日経ビジネス2016.11.14 »

2016年11月 6日 (日)

「パート主婦 減税拡大」2016.11.06日経新聞朝刊

ちょっと前に配偶者控除をなくし共働き世帯に控除を適用する夫婦控除を作るという話があって、それがあっという間に消えてしまって、「またか~」と思っていたんですが、配偶者特別控除の減税枠を拡大するという記事。

配偶者控除は、妻が年収103万円以下なら、夫が38万円の所得控除を受けれられ仕組み。

世帯の収入が確保できると説明されるけれど、夫の手取りを減らさないために妻の働き方が制限されてしまうことになって、女性が一人前に扱ってもらえていない感じがしてあんまり気持ちのよいものではありません。

以前に女性の就職支援の仕事をしていたんですが、パートの仕事を探す女性にとって年間103万円以下というのはほぼ絶対です。

企業側もそれは織り込み済みで、だいたい一日6時間、週4、5日の仕事をしても103万円以下になるような時給で求人を出しているところばかり。・・・それでも最低賃金が決まっているし、残業をしてもらう場合もあるので、103万円を超えそうになるから、超えそうになったら休んでもいいってふうにしているところもある。

妻の収入が増えて103万円を超えたら、夫は自分の収入が減るわけで、そうすると妻はそれでも働きたいと思っても夫に相談して駄目だと言われれば、あきらめる人がほとんど。
つまり、働きたいと思っている意欲の高い労働力が市場に出てこない。

配偶者控除を廃止して、専業主婦(103万円以下で働いている主婦を含むんでしょうが)の反発を買ったら選挙に影響する? 

いい加減もっと大きな視点を持てないかな~


配偶者控除の廃止については、日経ビジネスの2016.10.24号「ニュースを突く 無理筋だった配偶者控除の廃止」という田村賢司氏の署名記事も面白かったです。

配偶者控除だけでなく、所得税全体が問題を抱えているでしょって話ですが、

『配偶者控除という制度があるのは、先進国では日本だけ。安倍政権に女性の活躍支援と働き方改革を進める覚悟が本当にあるのなら、所得税全体の構造から見直さなければならない。対症療法を繰り返す歴史はもう続けられないはずだ』

という結びはそうだそうだと拍手でした。

“配偶者控除という制度は先進国では日本だけ”なんです!

でも日本って、良いことが「日本だけ」っていうのはとっても好きだけれど、悪いことで「日本だけ」って言われても“別に~、だから~?”って流してるというか開き直るところがあるように感じているのは、私だけかな~

« 「仕事に効く教養としての「世界史」Ⅱ」出口治明著 | トップページ | 「さらばメール、仕事もチャットで」日経ビジネス2016.11.14 »

日々情報-自分用クリップ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1460910/68277590

この記事へのトラックバック一覧です: 「パート主婦 減税拡大」2016.11.06日経新聞朝刊:

« 「仕事に効く教養としての「世界史」Ⅱ」出口治明著 | トップページ | 「さらばメール、仕事もチャットで」日経ビジネス2016.11.14 »