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2017年1月14日 (土)

「親の介護をする前に読む本」東田勉著&「ライフシフト」リンダ・グラットン、アンドリュー・スコット著

「親の介護をする前に読む本」を読んで、「ライフシフト」を読んでいます。

読みたい本がたくさんあるのに遅読なので、一冊を読み終えるのが待てず、複数の本を並行して読んでいます。

「親の介護・・」と「ライフシフト」もたまたま同じ時期に読んだだけで関連性はなかったんですが・・・

「親の介護・・」の方は、「する前」ではなくて、まさに介護中(といってもほぼ関わっていませんが)で、気になって手に取ったものです。

新書なのですが、読み応えあり。
介護に関する情報を持つと持たないでは、介護される人、介護する人の状況が大きく違ってくるんだなあと目からうろこでした。

介護や死は、日々生活をしていたら、やがては来るものであり、毎日朝が自然に迎えられるように、自然に受け入れていくものと思っていたんですが、本人や周囲がきちんと情報を集めて、努力をしていけば違う結果が生まれるんだなあと・・

プロローグの中で、20代で母親の親の介護に直面し仕事を辞めて50代まで介護中心で生きてきたけれど、それを明るく受け入れた女性と介護に疲れ親と心中しようとし自分だけ生き残ってしまった女性の例が上がっていました。

違いは、最初の女性が介護サービスを利用して、上手に自分の負担を軽減したこと、母親の介護を通じて人脈を広げたこと。

環境も2人の個性も違うだろうから、単純にそれだけではないでしょうが、情報を集めてそれを利用していくことが、人生を変えることになるんだなあと感じました。

自分が知れば、より良い介護を受けてもらえる。

人の最期は必ず来るものだから、その最期までできるだけ本人に幸せに生きてもらうためには、延命をしない選択肢もある。

ただ受け入れるだけでなく、親のためにもっと介護を知ろうという気持ちにさせられました。


そして「ライフシフト」。人の平均寿命がどんどん伸びていく、近いうちに100歳になるだろうから、それに備えた生き方に変えて行かなければならないという話。

100歳まで生きるとすれば、人生を教育→仕事→引退と3つに分けていたいままでの生き方では、引退後の期間があまりにも長くなるし、仕事の期間で稼いだお金では引退後の生活を維持できない。

80代あるいは生涯働き続けることが当たり前になり、そのためにはそれまで働き続けらえるようスキルの学び直しが必要であるし、働き続ける心身を維持しないといけない。

最初の介護がより良い生そして死を迎えるために学ぶということならば、これはまさに自分がより良い生、死を迎えるために学ぶ話なんだなあ。

愛情だけで介護はできないし、年を取ってきつくても引退も出来ない時代になったと考えるか?

野生動物は生きるために死ぬまで自分で餌を取り、身を守る。人間だって動物なんだから、生きるために死ぬまでできることをしていく。

これからの世の中、人間本来の姿に戻る時代になるって考えてもいいかな。

「ライフシフト」は、まだ途中。読み進めて、また発見があるかも。

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