ナカキラ的読書記録、参考本・参考資料

2017年11月 3日 (金)

「インドで考えたこと」堀田善衛著

情けないほど本を読んでいません。

最近、本を読まないって報道があったように思いますが、その中に「月に一冊も本を読まない人が・・・」とあったような・・

月に一冊は最低ラインってことかな。

かつて月に4,5冊は読んでいて、それでも年間50冊程度で、少ないなんて思っていましたが、いまや・・・10月は1冊。

今まで本を読んでいた時間は、何をしているんだろうと考えてみると、特に何もしていない。ぼんやりテレビ見ているのかな?

もちろんたくさん読めばいいってもんじゃなくて、一冊を丁寧に読んでもいいと思います。でもそれさえしていません。。。


さて、そんな読まない状態の中で、読んだ「インドで考えたこと」

どこか旅行に行きたいなあと思いながら、本棚を見ていて、かつて買ってそのままになっていたこの本を読み始めました。

スキマ時間にダラダラ読んで、読み終わるまで時間がかかりましたが、とても新鮮な本でした。

1957年に岩波新書の初版が出ている本なので、ずいぶん昔に書かれたもの。

著者が日本の文学者としてドイツで開かれた会議に出席するため、会議期間、割と長期にインドに滞在し、会議に参加する主にアジアの方と一緒に過ごす間に考えたことを書いたもの。

インドでの観光やインドと英国との関係、インドの歴史なども書かれていました。

もう60年も前のことを書いたものなのに、ぜんぜん古さを感じない。

あるがままに存在するインドを見て、欧米に追随して進んでいく日本を比較しながら様々なことを考えているのですが、

まさに、いま、私たちが欧米型の生き方に疑問を感じていたり、経済的な豊かさで豊かな生活につながるのかなんて考えていたりしますが、
同じ様なことが書いてありました。

自然体で書かれていて、インド、欧米、そして日本、疑問を呈しつつもどれがいいとは言っていない。

強く感動する本ではありませんでしたが、いい本だなあと思いました。

読み終えて・・・自分が生まれた国、日本、そしてアジアをもっと知りたいと思いました。

2017年10月15日 (日)

「純ジャパニーズの迷わない英語勉強法」上乃久子著

確か日経新聞の紹介記事があったので、読んでみました。

読みやすくて遅読の私も2時間ぐらいで読めました。

Amazonのカスタマーレビューで正統派の英語勉強法と評価されている方もありましたし、はじめの方で中学の頃から英語に興味があって、ずっと英語を学んできたということが書いてありましたので、私の英語勉強には、参考にならないだろうとは思いましたが、面白く読めました。

英語への情熱が伝わってきましたし、仕事で英語を専門的に使っている方も日々学びと考えていらっしゃることに、英語勉強という面ではなく、仕事をするっていう面で、とても学ぶ本でした。

最近、かなり衰えていた本を読むとか、いろんなことを学びたいという気持ちが、この本を読み終えて、少し戻ってきたような気がします。

勉強法とか、○〇法とかいうノウハウ本や他者の経験談を書いた本は、そういう本を読んでいる時間が無駄なような気がしますが、自分の気持ちが前向きになりますので、無駄と思わずに時々読むのもいいんだなと思いました。

2017年7月30日 (日)

「本物の思考力」出口治明著

最近、本を読んでも面白さを感じず、あまり読書をしていませんでしたが、久々に一気にこの本を読みました。

章立ては

第1章 根拠なき「常識」が蔓延する日本

第2章 日本の教育を再考する

第3章 腹に落ちるまで考え抜く

第4章 怠け癖には「仕組み化」

第5章 構想する力

この章立てだけ見ても、

今の状況って変だよね~
なぜそうなるのかな~

等々、日々起こる出来事に「これでいいの」って、危機感ってまで立派じゃなくても、これからのことを考えてうんざりしてる人が目にしたら、惹かれてつい読んでしまうと思います。

圧倒的な知識量の著者の言うことだから、頷いてばかりで読んでしまいますが、あえて自分はどう考えているんだろうかと考えながら読んでみました。

刺激的な本でした。

この本を読んだ最も大きな収穫は、

著者が122ページで引用している自然哲学者 山本義隆氏の学ぶ理由について語った言葉

「専門のことであろうが、専門外のことであろうが、要するに物事を自分の頭で考え、自分の言葉で自分の意見を表明できるようになるため、たったそれだけのことです。そのために勉強するのです。」

一生懸命本を読んでもちっとも頭に入らないし、若い頃勉強してなかった自分が今学ぶことはたいがいの人が既に知っていること。

それでもなぜ自分は学ぶのか、学びたいと思うのか。

自分の頭で考えたい・・・この引用を読んで、まさにって思いました。

2017年6月25日 (日)

「定年後 50歳からの生き方、終わり方」 楠木 新著

このところ、ぜんぜん本を読んでいません。

6月は、月の終わりになって、やっとこの本を読んだところです。

この本は少し前からベストセラーになっている本ですが、定年が見えてきた自分もタイトルに気になり読みました。

昨年、自分がしたかった仕事とは違う部署に配属されて、過去の自分の仕事ぶりについて、昨年からこれまで考えてきました。

わかったことは、自分は強みがあると思っていたのが錯覚だったということ。
冷静に考えてみると苦手なことが案外多かったこと。
自分を評価してみると今の組織の仕事に関して、自分は仕事ができない方に分類されるのではないかということ。

さらに、もし仮に自分が優秀だとしても、同じ能力がある若い人がいたら、その人にはかなわないということ。
これからの時間が残されている若い人に、自分は勝てないんだなあってこと。

それで、自分はどうしようもないから、適当に仕事をするという結論にはなりませんので心配なく。

与えられた仕事を自分の能力を最大限出してやって行こうと思っています。お給料もらっていますから。

で、そんな状況の私が読んだこの本。

定年を迎えた人、定年を間近に控えた人が同じように悩んでいるんだなあと。だからベストセラーにもなるんでしょうが。

それでこの本がアドバイスすることは、定年後も豊かに生きるために、第二の人生をどう充実させるか、50代ぐらいから考えて準備をしましょうということ。

定年後のことをまだ考えていない人には参考になるだろうなと思いました。

でも読みながら自分の将来を考えてみると、ボランティアにしても、自己実現をするにしても、目標がなくて日々が過ごせるのかなと疑問がわいてきます。

そこそこの貯えと年金があって生活に困らない状態で、毎日何かをしても、しなくても生きていけるという状態だったら、果たして怠け者の自分が日々を充実させる何かをやろうとするのか?

毎日、今日はきついから明日から頑張ろうと思って、いつの間にか月日が経っていたとなるんじゃないか?

じゃ、逆に、なぜたいていの人が定年までは働けるのか?

社会に役に立ちたいという気持ちや自分の能力を試したいという思いもあるんだろうけれど、ほとんどの人は、働かないと生活できないから働くっていう気持ちが一番なんじゃないか?

社会に役に立つとか、自分を活かすとかみんな同じような気持ちを持っているだろうけれど、仕事に行きたくない日や自分が思っていた仕事とは違う仕事に就いて仕事辞めたいと思う。

それでも続いているのは、働かないとお金が入らず生活できないから。

それが定年を迎えて、退職金も入るし、65歳になったら年金も支給されて・・・
働かなくても生きていける。

定年後の生き方が不安だから、いろんな本を読んで考えるけれど、実際はその時になって初めて感じるものがある。

その時にそれでも意欲をもって生きていけるか? 

定年を迎えた時、自分の人生に対する考え方がはっきり見えるんじゃないか。

定年を迎え、経済的に働く必要がなくなった時、初めて自分が人としてどれほどの技量があるかがわかる。

たくさん本を読んで準備しても、無駄なんじゃないか・・そんなことを考えました。

2017年4月30日 (日)

「ライス回顧録 ホワイトハウス 激動の2920日」コンドリーザ・ライス著

もはや前の前になってしまったアメリカ大統領の時代の外交政策を国務長官だったライス氏が振り返った日本語版2013年7月出版の本を今頃読みました。

IQ 200超と持つ言われた方が、当事者として記録したアメリカ外交。

世界のリーダーとしてアメリカがリーダーシップを発揮するのが当然という前提の下で外交が行われていて強いアメリカを感じます。・・今のアメリカの状況と比べてしまいます。

しかし、欧米中心の考え方が強くて、アジアの理解は薄いように感じます。欧米のリーダーたちの目にアジアがどのように映っているかがなんとなくわかります。

トップの立場から書かれているので、登場するのは各国のトップで、リーダーたちの性格まで描かれていることで、国際関係が一握りのリーダーたちの考え方、リーダー間の相性で決まっているように見えます。

・・相応しくない人が国のトップになると国民すべてが不幸になるんだなあと思います。

各国の政治家も生身の人間で、ものすごく優秀であったとしても、自分が消化できる限られた情報で、かつ一部の限られた人たちだけの目線(特権階級の目線)で意思決定をしているとすれば、普通の一国民が自分の住んでいる地域ともう一つ、比較的自分の関係があるとか、あるいは少し気になるとかぐらいの理由でもいいから、普通の人の目線で外交を見ていくのも大事だと感じました。

本質はエリートが見えていないところにあるかもしれません。

人は経験したことからしか想像ができない。

生まれた時からエリートとして過ごしているとエリート以外の人が理解できないのでは?

本が伝えたかったことではないと思いますが、そんなことを感じてしまいました。 

2017年3月15日 (水)

「底ぬけビンボー暮らし」、「潮風の町」 松下竜一著

職場の方が、ベストセラーになっている「応仁の乱」呉座勇一著の話を、いきなり始められて、読んでみたいと仰ったんで、ちょっと前にその本を買っていて、なかなか読み終わらずにいたので、それじゃ貸しましょうかと本を持っていったら、それじゃ代わりにと2冊の本を貸してもらいました。

人に本を借りて読むのは、あまり好きじゃないけれど、松下竜一氏の本だったし、せっかく持ってきてくださったんで、読んでみました。

その方は私が貸した「応仁の乱」を一晩で読んで、返してくださったけれど、私は一週間経った今やっと読み終わっています。

松下竜一氏は、以前ノンフィクションの本を紹介していた誰かの本で名前を見ていて、「風成の女たち」という作品、ルポルタージュ、を読みたいと思ってずいぶん探したんですが、絶版になっていて、結局見つけられず、そのままになっていました。

なので、松下氏の本を読むのは初めて。

この方は家業の豆腐屋を廃業して作家に専念された方ですが、公害や原発反対運動など、市民活動をされていて、そのような運動を題材にした作品が多いです。

ですが、今回借りた2冊はそういう作家活動をしている著者と家族を題材に書いた本で、自分が読みたかった「風成の女たち」とは違ったものでした。

「底ぬけビンボー暮らし」は実話、「潮風の町」は自分と家族をモデルにした創作も含まれるもの。

「底ぬけビンボー暮らし」から読み始めて、最初は表現の豊かさに感動しながら読みました。

でも自分が書きたいものしか書かない。だから貧乏。

そんな貧乏な自分たちの生活をさらけ出して書いて、わずかではあってもお金を得ている。
途中から嫌な気持ちになりました。

日々の家族との生活を描くことで、著者の強くない(人間みんな強くないけど)面が見えている。

そんな方が反対運動に出かけていって、地元の方に交じって反対運動をする。反対運動を思想的に支える。

地元の方は生活があるから反対運動をするけれど、活動家は自分の信じるもののため、反対運動をする。

地元の人は反対運動が成功しなければ、直接自分たちの生活が変わっていくけれど、よそから来て運動をサポートする活動家は、負ければその地域を去るだけ。

活動家って無責任。

昭和の時代は、闘争をすることで、何かが変わった。闘争に意味があったと思います。

でも今は、運動をしても結局、最初の予定通りに物事が進んでいく。あるいは反対運動で、物事が当事者の想いとは違う方向に進んでいく。

価値観が多様化して、目指す方向を一つにできなくなった。

そんな中で、市民活動家が自分の信念で運動に参加しても、当事者とは想いが違うかもしれない。

世のため、人のために活動してるって言ったって、どういう世の中のため? 誰のため?って思ってしまう。

「潮風の町」1978年発行、「底ぬけビンボー暮らし」1996年発行。松下竜一氏 2004年没。
松下氏は古き良き時代の人です。貧乏を気にせず、清く豊かに生きた方。

そんな方が、日々の生活をつづった本を素直に読めなかった。

純粋で美しいものを、単純にそう感じられなくなった自分を・・・寂しく感じる2冊でした。

2017年2月19日 (日)

「リーダーの本棚 ユーグレナ社長 出雲 充氏」2017.2.19日本経済新聞

毎回楽しみにしている日経新聞、日曜日読書欄の「リーダーの本棚」、今回はユーグレナ社長の出雲充氏です。

1980年生まれなので、37歳か36歳。いつも登場される方々よりは若干若い。
毎回いかにも難しい本を挙げる方が多い中で、「こち亀」や「ドラゴンボール」が挙がっているのが・・・いいです。

最後に
『皆さん、読書に効率や目的を求めすぎでは。それでは新しい本を読まなくなるでしょう。全然関係のない、遠くにあるものに、本という形ですぐ接することができる。それが本の一番の価値だと思います。』

“効率”や“目的”って言葉を聞きすぎて、もういいかなって思っていたんで、そうですよね~と。

2017年1月15日 (日)

「知の仕事術」池澤夏樹著

2017年1月、集英社からインターナショナル新書が創刊され、5冊の本が出版されるという新聞広告を見て、新しいシリーズの新書が出ることと本のタイトルに惹かれ、最近本代がかさんでるよねと躊躇しながらも買った一冊。

少し前に読んだ池上彰氏と佐藤優氏共著の「僕らが毎日やっている最強の読み方」と同じように、道具としての「知」について書いた本かなと思っていました。

“はじめに”は、

『しばらく前から社会に大きな変化が目立ってきた。
人々が、自分に十分な知識がないことを自覚しないままに判断を下す。そして意見を表明する。そのことについてはよく知らないから、という留保がない。
もっぱらSNSがそういう流れをつくった、というのは言い過ぎだろうか。』

から始まり、個人が安易にインターネット上に表明した意見が、社会を動かしていく状況が書かれています。

そして、

『この本はそういう世の流れに対する反抗である。
反・反知性主義の勧めであり、あなたを知識人という少数派の側へ導くものだ。』と書きます。

カバーの紹介には、『混迷深まる現代を知的に生きていくためには、「情報」や「知識」だけでなく、さらに深い「思想」が必要だ。』ともあります。

そういう本なのねと理解した上で、読み進めるうちに
池上氏&佐藤氏の本が道具としての「知」をいかに手に入れて使っていくかを書いた本であるのに対し、この本は「情報」や「知識」を集め考えて、文章にする=自分の思想を文章として表現する(アウトプットする)ことについて書いた本  
と自分では理解しました。

情報や知識と書かれていながら、本について書いた部分がかなり強く印象に残りましたが、随所に出てくるエピソードに、知識人と呼ばれる人たちは、どのようにしてそれほどまでの知識を集めていくのかと気が遠くなりました。

読み終わって、年取った非知識人が今更ジタバタしてもと絶望的な気持ちにもなりましたが、
それでも自分なりに情報を集めて理解し、自分の頭で考える続けることが大事で、そのために文書を書いてみる(もちろん、よく知らないけどと断りながら)のは意味があることではないかと思い直しました。


知的好奇心の強さが伝わる本で、読み始めたら面白くて最後まで一気に読んでしまいました。
新しく出る本にもこんなに面白い本があって、その上、過去の名著も読みたい本がたくさんあります。いままで本を読んでこなかったつけは大きいですね。
読みたい本を全部読むには、とても時間が足りないです。

2017年1月14日 (土)

「親の介護をする前に読む本」東田勉著&「ライフシフト」リンダ・グラットン、アンドリュー・スコット著

「親の介護をする前に読む本」を読んで、「ライフシフト」を読んでいます。

読みたい本がたくさんあるのに遅読なので、一冊を読み終えるのが待てず、複数の本を並行して読んでいます。

「親の介護・・」と「ライフシフト」もたまたま同じ時期に読んだだけで関連性はなかったんですが・・・

「親の介護・・」の方は、「する前」ではなくて、まさに介護中(といってもほぼ関わっていませんが)で、気になって手に取ったものです。

新書なのですが、読み応えあり。
介護に関する情報を持つと持たないでは、介護される人、介護する人の状況が大きく違ってくるんだなあと目からうろこでした。

介護や死は、日々生活をしていたら、やがては来るものであり、毎日朝が自然に迎えられるように、自然に受け入れていくものと思っていたんですが、本人や周囲がきちんと情報を集めて、努力をしていけば違う結果が生まれるんだなあと・・

プロローグの中で、20代で母親の親の介護に直面し仕事を辞めて50代まで介護中心で生きてきたけれど、それを明るく受け入れた女性と介護に疲れ親と心中しようとし自分だけ生き残ってしまった女性の例が上がっていました。

違いは、最初の女性が介護サービスを利用して、上手に自分の負担を軽減したこと、母親の介護を通じて人脈を広げたこと。

環境も2人の個性も違うだろうから、単純にそれだけではないでしょうが、情報を集めてそれを利用していくことが、人生を変えることになるんだなあと感じました。

自分が知れば、より良い介護を受けてもらえる。

人の最期は必ず来るものだから、その最期までできるだけ本人に幸せに生きてもらうためには、延命をしない選択肢もある。

ただ受け入れるだけでなく、親のためにもっと介護を知ろうという気持ちにさせられました。


そして「ライフシフト」。人の平均寿命がどんどん伸びていく、近いうちに100歳になるだろうから、それに備えた生き方に変えて行かなければならないという話。

100歳まで生きるとすれば、人生を教育→仕事→引退と3つに分けていたいままでの生き方では、引退後の期間があまりにも長くなるし、仕事の期間で稼いだお金では引退後の生活を維持できない。

80代あるいは生涯働き続けることが当たり前になり、そのためにはそれまで働き続けらえるようスキルの学び直しが必要であるし、働き続ける心身を維持しないといけない。

最初の介護がより良い生そして死を迎えるために学ぶということならば、これはまさに自分がより良い生、死を迎えるために学ぶ話なんだなあ。

愛情だけで介護はできないし、年を取ってきつくても引退も出来ない時代になったと考えるか?

野生動物は生きるために死ぬまで自分で餌を取り、身を守る。人間だって動物なんだから、生きるために死ぬまでできることをしていく。

これからの世の中、人間本来の姿に戻る時代になるって考えてもいいかな。

「ライフシフト」は、まだ途中。読み進めて、また発見があるかも。

2017年1月 6日 (金)

「僕らが毎日やっている最強の読み方」池上彰、佐藤優

テレビの露出度が高い池上彰氏とものすごいペースで本を出版されている佐藤優氏の本を読みました。

このお二人の本を本屋さんで買うのはハードルが高い。

流行りものに手を出している人って見られないかなあとつい手が止まります。

この本もお正月に行った本屋で平積みになっていたものをしばらく見ていて、面白そうだなと思いつつ、レジにいけなかった。

でも結局気になって、Amazonでkindle版を買ってしまいました。

「本の読み方」とか「読書」とかタイトルがあるとつい買ってしまうほうで、すごく本を読む方、本好きの方の書いたものに、“そうそう”とか“へぇ~”とか、読む量も読み方も話にもならないレベルでありながら共感したり、関心したりしています。

今回も著者二人は知識も教養もずば抜けていらっしゃるので、そのまま参考にしようなんて大それたことは全く考えませんでした(はなから無理ってことがわかるし)が、情報の触れ方、本の読み方についていろいろ学ぶことがありました。

新聞、雑誌、ネット、書籍、教科書・学習参考書に章を分けて対談形式で書かれていて、情報収集に関して、お二人の共通点、相違点がわかります。

相手に違うところがある時は、自分なりの方法をしっかり確立されているはずなのに、それでもいいところは取り入れようとされていて、知への探求心の強さを感じられます。

佐藤さんがはじめの方で『知は「武器」であり「楽しみ」でもある』と仰っていますが、この本を読むと武器はさすがにもう必要ないと思うのですが、知ることを楽しみにできたらいいなと思います。

この本からノウハウも学べますが、私にとっては、働く者(佐藤氏は「ビジネスパーソン」という言い方をされますが)として、何を大切にするか、どういう心構えを持っておくべきかを考えさせてくれる本でした。

ちなみに池上さんの番組は気になって見始めますが、すごく簡単な解説もたくさん入れて説明される番組も多くて退屈してしまって終わりまで見れませんし、佐藤さんの本は割と好きなのですが、最近は多すぎてどれを読んだらいいのかわからないので、読めていません。

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